母乳育児・授乳/ミルク・授乳の仕方

赤ちゃんのゲップの出し方や抱き方コツ!新生児育児

赤ちゃんのゲップの出し方は新生児育児のお悩みの一つ。赤ちゃんの主なゲップのさせ方は、肩に担ぐ方法とママの腿の上に座らせる方法の2種類です。ゲップが出ない場合はおならで出るので無理に出す必要はありません。赤ちゃんのゲップのコツを解説します。

浅井 貴子

執筆者:浅井 貴子

母乳育児ガイド

赤ちゃんのゲップを出すには? 新生児育児お悩み解決!

赤ちゃんのげっぷを上手に出す抱き方のコツは?

赤ちゃんのゲップを上手に出す抱き方のコツは?

赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲みながら、一緒に空気を飲んでしまいます。そのままにしておくと、空気が胃の中に溜まり、吐きやすくなったり、きばったりうなりの原因になります。
赤ちゃんがきばる・うなる場合は「いつまで続く?新生児のいきみ・うなりの原因と対処法」をご覧ください。

母乳の赤ちゃんはゲップが出にくいと言われており、10回の授乳で5回出れば良い方です。ただミルクの場合は調乳の際にできる泡なども飲んでしまいがちなので、できれば毎回授乳の後にはトライしてみましょう。
   

赤ちゃんのゲップの方法は2種類

ゲップの方法は2種類あり、肩に担ぐ方法と、ママの腿に座らせる方法があります。
 
肩に担ぐ方法。げっぷと一緒にミルクを吐くこともあるので、タオルかガーゼをあてる

腿に座らせる方法。慣れてくるとこのやり方が楽というママが多い。

肩に担ぐ方法は、まずタオルやガーゼを肩に敷き、ママの両手を赤ちゃんの両脇に入れて、「よいしょ」と自分の肩に赤ちゃんの顔がくるように乗せます。片方の手を赤ちゃんのお尻を支え、片方の手で赤ちゃんの腰~背中を「トントン」と軽く叩いたり、さすったりします。思い切って担ぐのがコツで、胸元で縦抱きにすると首が座っていないのでグラグラするので不安定になります。
 
腿に座らせる方法。慣れてくるとこのやり方が楽というママも多い

肩にかつぐ方法。ゲップと一緒にミルクを吐く事もあるのでタオルやガーゼをあてる。

もう1つは、赤ちゃんをママの腿の上に座らせて、ママの片手を赤ちゃんの脇にいれて上半身を起こすようにする方法です。沐浴で背中を洗う要領です。赤ちゃんの体重が増えてきて担ぐのが重たくなってくる場合や夜間の授乳で疲れている時などはこの方法が楽にできます。自分がやりやすい方法が見つかるとよいでしょう。
 

ゲップが出やすい赤ちゃんと出にくい赤ちゃんがいる

ゲップが出やすい赤ちゃんと出にくい赤ちゃんがいます。また胃の噴門(入口)から食道に行く角度が赤ちゃんによって違うので、垂直に立てたほうが出る赤ちゃんと傾斜をつけた方が出る赤ちゃんがいます。 自分の赤ちゃんはどの角度のほうが出やすいのか色々な角度でトライしてみてください。そのうちにコツがつかめると思います。
 

ゲップが出なくてもオナラで出ていれば大丈夫です!

赤ちゃんを右下に寝かせると、万が一嘔吐しても窒息しにくい

赤ちゃんを右下に寝かせると、万が一嘔吐しても窒息しにくい

ゲップが出ないとずっと縦抱きにしているママもいますが、3~5分ぐらいしてでなければ横に向かせて寝かせてあげて大丈夫です。

タオルをくるくる丸めたロール状のものをつくり赤ちゃんの右下を下になるように横に向けます。出なかったゲップはオナラとして赤ちゃんは出しますので心配しなくても大丈夫です。
 
【関連記事】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます