ガラムマサラのレシピ! 自分でミックスする簡単な作り方
カレーをはじめインド料理に欠かせないスパイスがガラムマサラ。鮮やかな香りと刺激とを楽しむためのミックススパイスで、通常、料理の仕上げに加えます。煮込んだり炒めたりすると、スパイスの香りは飛びます。そこで調理の仕上げにガラムマサラを加えて、料理に鮮烈な香りを呼び戻すわけです。このガラムマサラ、そういう名前の植物があるわけではなく、シナモンやクローブなどのスパイスを調合して作ります。調合の度合いや入れるスパイスの種類は各家庭で違います。母や子、義母から嫁へ、代々秘伝の調合が受け継がれている例も多いようです。ですからその味もさまざま。私も、シナモンやナツメグの香りが強いものから、こしょうたっぷりでぴりりとしたもの、さらには、ほんのひと舐めしただけで体中から汗が吹き出るほど辛いものまで、多種多様のガラムマサラを食べたことがあり、その味は幅広さに驚いたものです。
そこで、皆さんも自分の好みにぴったりの「マイ・ガラムマサラ」を作ってみてはいかがでしょうか? ここでは基本のレシピを紹介しますので、まずはこのレシピで作ってみて、それからいろいろ加えたり、減らしたりすると面白いでしょう。
ガラムマサラの作り方の材料(作りやすい量)
ガラムマサラの作り方の作り方・手順
ガラムマサラの作り方
1:材料をブレンダーにかける

材料をブレンダー(ミキサー)で粉砕し、粉末状にする。
ミルサーなどを使ってもよい
2:ザルにかける

スパイスがある程度細かくなったら、ザルを載せたボールにあけて、細かいものと粗いものとに分ける。
3:カルダモンの皮だけを取り除き、再びブレンダーに

ザルの中から、カルダモンの皮だけを取り除き、残りは再びブレンダーにかける。
4:何度か繰り返す

これを何度か繰り返し、細かくなったら完成。
5:完成

この分量で、高さ10cmぐらいの一般的なスパイス瓶の8分目ぐらいまで入る量のガラムマサラができます。
スパイスについて
6:フライパンなどで軽く炒ってからミキサーで粉末にしてもOK

ここではスパイスを生のまま使いましたが、フライパンなどで軽く炒ってからミキサーで粉末にしてもよいです。炒ると香りや刺激がまろやかになるので、スパイスにあまり慣れていないなら、炒ったほうがよいでしょう。また、炒って作るなら、コリアンダーシードなど、生のままでは使用しないスパイスを混ぜることもできます。