秋のごちそう、栗ご飯
季節感が薄れる最近ですが、栗は秋を感じさせてくれる自然からの贈り物。さあ、新米の季節到来です。おいしいお米と栗を使って栗ご飯を楽しみましょう。栗をすこし甘く煮てから、お米ともち米で、もっちりとしたご飯に炊き上げます。
栗ご飯の材料(4人分)
栗ご飯の作り方・手順
下ごしらえ
1:

昆布だしは、水3カップに出し昆布を10cm角に切ったものを漬けておきます。保存瓶でつくり、冷蔵庫にいれておいて使うと重宝します。だしをとった昆布は細切りにして、醤油とみりんで煮て佃煮に。
2:

お米ともち米は、炊く30分前に合わせて洗い、ざるに上げ水気を切っておきます。栗は熱湯で3分ほど茹で、鬼皮と渋皮を包丁で丁寧に剥きます。
3:

ボウルに薄い塩水をつくり、好みの大きさに切った栗を漬け、アクを抜き、水気を切ります。
栗ご飯の作り方
4:

栗に味をつけます。鍋に栗、みりん、醤油、水を加えて、汁気がなくなるまで煮ます。
5:

鍋に水気を切った米と、昆布だし、酒、塩、栗も加えて炊きます。強火で火にかけ、沸騰したら弱火にして10分ほど炊きます。火を止めて10分ほど蒸らします。炊飯器を使うときは説明書とおりに炊き上げてください。
6:

蒸らしおえたら、栗をつぶさないように天地返しをします。
7:

器に栗とゆずの皮のせん切りを添えた栗ご飯や、もみじ型に抜き塩茹でした人参と、ゆずの皮のせん切りをそえるのも華やかでおすすめです。
ガイドのワンポイントアドバイス
栗の煮汁を加えるときは、昆布だしの量は栗の煮汁分を差し引きます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。