新興国の投資に投資信託が最適なワケ
新興国投資に投資信託が最適な理由は以下の3つです。先進国から新興国まで世界全体に分散投資する方法は、世界全体を網羅するバランスファンドを購入するか、個別のファンドを自分で組み合せるかの2パターンがあります。 |
・現地におけるプロの調査力を利用できる
・1,000円から積立で購入できる
新興国の高いリスクを軽減するには、複数の銘柄、地域、資産を組み合わせ一本で分散投資されている投資信託のしくみが役立ちます。市況も政情もわかりにくい国への投資だからこそ、ファンドマネージャーやアナリストなどプロの力を借りる必要があるわけです。
また、このように価格変動の大きなものに投資する際は、毎月積立投資をすると購入価格を平準化でき、リスクをおさえる効果が期待できます。
新興国の投資割合の考え方
新興国の投資はリスクが高いので組入れは運用資産の1割程度に留めるべき、とも言われます。しかし世界のGDP に占める新興国の割合はすでに2011 年時点で約3割にまで成長。さらに2015 年には4割を占めるようになると予想されています(経済産業省「通算白書2011」)長期投資で新興国の経済成長の恩恵を受けたいなら、将来の勢力図に合わせ3~4割程度と新興国割合を高めにするのも有効かもしれません。とはいえジェットコースターのような値動きもあるため、あくまで自分のリスク許容度に合わせた配分を心がけましょう。
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投資信託だけでなく、新興国が投資対象のETFも増えています。最近は国内ETFの選択肢も増えてきましたし、海外ETFであればよりさまざまな種類があります。コストも安いことから新興国投資の手段としてはおすすめですよ。
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