平成21年2月13日発表された「家計調査報告 平成20年平均速報結果の概況」に、老後の資金設計に役立つ高齢者(60歳以上)世帯の家計収支が記載されていました。定年退職後も働く、リタイアーする、夫婦で暮らす、単身、この4パターンについてデーターをピックアップしました。尚、金額は月額です。

参考までに、世帯主が60歳以上の世帯では、勤労者世帯は16.4%で前年より1.5ポイント多くなりました。一方無職世帯は66.6%で、0.4ポイント減少しています。高齢者雇用安定法の効果がジワジワと出てきているようです。

世帯主が60歳以上の二人以上の勤労者世帯は約3万円の黒字

世帯主が60歳以降も働き続けている世帯の収入は、50歳代の約64.5%に当たる397,310円でした。可処分所得は前年に比べ実質5.3%減の333,454円、それに対し50歳代は実質0.9%増の500,268円になっています。

支出は304,416円で、家計の収支結果は29,038円の黒字です。60歳以降も老後資金を貯める余裕があります。仮に65歳まで働くとして、29,038円×12ヵ月×5年=1,742,280円の老後資金を貯めることができます。
50歳代・60歳代の家計の収入と支出-平成20年-(二人以上の世帯のうち勤労者世帯)
「家計調査報告 平成20年平均速報結果の概況」を参考に作成した


なお、60歳以上の世帯主(二人以上の世帯のうち勤労者世帯)の世帯年齢は63.9歳、持ち家率87.7%でした。

世帯主が60歳以上の二人以上の無職世帯の家計収支は>>>>次ページで