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ボーナス返済の賢い利用方法、教えます!(2ページ目)

ボーナスを住宅ローンの返済にあてるのも、ボーナスの使い道の一つです。でも、毎回のボーナスが返済だけに消えてしまうのも淋しいもの。ボーナス時のワクワク感を奪われることなく、賢く利用しましょう。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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こんな人は、ボーナス返済を上手に活用しよう

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ボーナス返済も上手に活用すれば、決して利用してはいけない返済方法ではありません。
ボーナス返済を安易に利用することはお勧めできませんが、ボーナス返済を利用することにより、「毎月の返済額を抑える」「半年に一度返済額をコントロールする」ということが可能になります。次のようなケースでは、このようなボーナス返済の特徴を上手に活用できるのではないでしょうか。

●自営業で、毎月の収入額が一定ではない人
収入が少ない月には、家計が赤字になってしまうので、貯蓄を取り崩すことになり、家計の管理は難しくなるでしょう。ボーナスがない自営業の方でも、ボーナス返済はもちろん利用できますので、このような場合に活用しましょう。毎月返済額を、必ず支払える程度に抑え、収入が多かった月は余裕分を貯めておきます。貯めておいた分で、ボーナス返済分を支払うことにより、毎月の家計の赤字を避け、安定させることができます。

●将来、返済額を減らしたいと考えている人
今は返済に余裕があるが、将来はこどもの教育費がかかる、妻が仕事を辞めるかもしれないなどで、返済が大変になりそうな場合、余裕があるうちに返済できそうな分だけをボーナス返済で組みます。ボーナス返済分を集中的に繰上返済し、完済することにより、将来は、毎月返済分だけとなり返済が楽になります。

ただし、この場合には、金融機関で繰上返済の取扱をあらかじめ確認しておく必要があります。金融機関によっては、ボーナス返済分だけを優先的に繰上返済できない場合もあります。

●返済に余裕があり、繰上返済の手続きは面倒だと考えている人
ボーナス返済を併用することで、返済期間を短くすることができれば、支払利息を抑えることができます。ボーナス返済は使わず、その分を繰上返済で行うのと、ほぼ同じような効果になります。ボーナス返済を利用すれば、繰上返済の手続きを行う必要はなく、ただし、必ず返済しなくてはなりません。繰上返済は、都度の手続きが必要になりますが、返済が大変な場合には繰上返済しないなど、自由度は高まります。


住宅ローンは、基本は毎月返済で収まる程度にとどめておくことが基本です。ボーナス返済しないと返済できないような住宅ローンは、無理な借り入れの場合が多いので、慎重に検討しなおしてみましょう。ボーナス返済の注意点を知った上で、返済をコントロールするために上手に活用してみてはいかがでしょうか?

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