物件引渡しまでの大きな流れ

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住宅購入を決めてまず支払う費用は、申込証拠金と手付金です。
新築の分譲マンションや建売住宅の場合、物件引渡しまでの大きな流れは次のようになります。

1. 気に入った物件を探す
2. 物件がみつかったら申込証拠金を支払う
3. 申込証拠金を支払って約1週間後に売買契約をして手付金を支払う
4. 物件完成後に住宅ローンの借入を行い、残金の支払い(決済)を行う
5. 物件の引渡しが行われ入居可能となる


購入した物件が決まったあとの最初の支払いは申込証拠金、それから1週間~10日後に売買契約を行うので、そのときに手付金が必要となります。

ちなみに申込証拠金は物件価格に関係なく5~10万円、手付金は物件価格の10~20%が目安となります。申込証拠金は手付金に充当できるので、物件価格が4,000万円の場合、購入する物件を決めて1~2週間の間に、売買契約に必要な諸費用(売買契約書の印紙税数万円)を除いて、400~800万円を現金で用意する必要があります。この手付金は俗にいう頭金で用意することになります。

申込証拠金とは?

購入したい物件が決まった場合、不動産会社から購入の意思表示として申込証拠金の支払いを求められます。金額は物件によって異なりますが、5~10万円が一般的です。

申込証拠金を支払う段階では、物件の売買契約は成立していないので、購入をキャンセルしたとしても返還されるのが一般的です。返還される金額は全額返還というケースと事務手数料数万円を差し引いた一部返還するといケースがあります。

不動産会社によっては全額返還を拒絶する場合があるので、購入をキャンセルしたときは返還されるかどうか、申込証拠金を支払う前に必ず書面にて確認しておきましょう。

また、支払った証拠として預り証を発行するように不動産会社に依頼しましょう。もしも、キャンセル時の申込証拠金の全額返還や預り証の発行を拒絶するような不動産会社の場合は要注意です。

数週間したあとにキャンセルされると不動産会社も困るので、申込証拠金の有効期間は一般的に1週間~10日間が目安となっています。トラブルを回避するためにも、申込証拠金の有効期限も書面にて確認しておきましょう。

なお、申込証拠金は、売買契約をするときの手付金や契約時の諸費用(印紙代)に充当されます。

次のページでは、最も重要な手付金について説明します。