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将来の返済額を下げるには!?(3ページ目)

通常、住宅ローンの返済額は金利が変更される以外は、完済まで一定です。でも、長い人生、余裕があるときもあれば、家計が厳しいときも。将来の返済額を下げる返し方をすれば、安心感が高まるのでは?

高田 晶子

高田 晶子

住宅ローン ガイド

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次第に返済額が減る元金均等返済

将来の返済額を減らすための方法として、多くの住宅ローンで利用できるのが、元金均等返済です。

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元金均等返済は、初回の返済額が一番多く、1回ごとに返済額が減っていきます。総返済額が少なくなるメリットがありますが、当初の返済額が大きいことに注意が必要です。また、将来の返済額を減らしたいという目的の場合には、減らしたい時期までに、どのくらい減るのかを確認しておきましょう。目に見えて返済額が少なくなるまでには、意外と時間がかかります。

繰上返済を利用するなら返済額軽減型で

将来の返済額を減らすには繰上返済を利用することも有効です。ただし、このような目的で行う繰上返済の場合には、返済額軽減型で行いましょう。この場合には、毎月数万円でも繰上返済ができ、手数料がかからない、ネットで気軽に手続きできる、というような繰上返済の利便性もローン選びの際に重要となります。

振り回されない住宅ローンの返済とは、自分のペースで返済ができることです。将来の返済に不安がある場合には、余裕のあるうちに多く返すことによって、将来の返済額を減らしておけば安心です。各金融機関のサービスを上手に使って、返済をコントロールしていきましょう。


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