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映画 新着記事一覧(73ページ目)
様々な感情の浮き沈みを経験して人生悟る「女の一生」
岩下志麻が演じる信子は、さまざまな感情の浮き沈みを経験して、人生とは、幸か不幸かで割り切れる様な、単純明快なものではないと悟ります。そんな信子の目線で物語を一緒にみて行く事でこちらも最後には信子と同じく穏やかな気持ちに持っていかれます。このような文学作品では感情を言葉にせず、演技がものをいうので関心してしまいます。
口コミでおすすめの文芸映画(邦画)投稿記事ヒューマニズムにこだわった黒澤映画の集大成
山本周五郎の「赤ひげ診療譚」の映画化です。黒澤明監督は、複数の物語を描いた短編集を、連続性を持った話にしました。同じく周五郎の原作を映画化し、同年に公開された田坂具隆監督の「冷飯とおさんとちゃん」とは異なるアプローチがなされています。このあたり、監督の個性が垣間見えるようで面白いです。黒澤は本当は強い人間ではなく、周五郎が描くような弱さやはかなさを持った普通の人を描きたかったのかもしれません。
口コミでおすすめの文芸映画(邦画)投稿記事世界中で読まれた不朽の名作「砂の女」
不朽の名作として多くの人に読まれてきた安部公房の作品を映画化したこれまた、不朽の名作。原作を読んだ方にはぜひ、映画も観て欲しい一作であり、また映画を観た方には原作も読んで頂きたい作品です。この映画は岸田今日子のただならぬ独特な世界観と雰囲気が映画の全体を包み込んでいます。
口コミでおすすめの文芸映画(邦画)投稿記事『セレステ∞ジェシー』に見る、恋愛の失敗とは?
『セレステ∞ジェシー』は気が強くてキャリアのあるヒロインとちょっと頼りない彼氏との恋の行方を描いた、まさに現代女性が見るべきラブストーリー。これほどリアルに感じて恋愛を学べる映画はありませんよ。
おすすめ映画ガイド記事勝新太郎さんの名を世に知らしめた『座頭市物語』
この作品は60、70年代を代表するアクションスターの一人である勝新太郎さんのライフワーク「座頭市」シリーズの記念すべき第1作です。座頭市シリーズは映画全26作、テレビシリーズ全100話も製作された人気作品です。
口コミでおすすめのアクション映画(邦画)投稿記事豪華な歌手が出演する音楽コメディ「アイドルを探せ」
日本でも大ヒットしたシルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」という曲を映画化したものです。ストーリーはミレーヌの5千万フランのダイヤが盗まれ、それをめぐって若いカップルがフランス中を駆け巡る音楽コメディです。見どころはやはり豪華な歌手陣。当時の人気者たちが本人役での出演し、歌声も披露しています。60年代のフレンチポップが随所にちりばめられた、シャンソン好きにはたまらない作品です。
口コミでおすすめのコメディ映画(洋画)投稿記事女心をコメディタッチで描く「女は女である」
ゴダール監督の長編第3作目です。どうしても子供をほしがるアンジェラが、それに反対する夫を慌てさせようとボーイフレンドのアルフレードと関係をもったように見せる……。そんな女心をコメディタッチで描きます。特筆すべきは主役のアンナの可愛さ。この作品で一躍有名になったというのにも納得の存在感です。また音楽的な要素も魅力満載の作品です。
口コミでおすすめのコメディ映画(洋画)投稿記事ゴダールの隠れた名作サスペンス「はなればなれに」
「愚か者の黄金」を原作とするゴダールの監督作品。パリの街を舞台にアンナ・カリーナと2人の青年が大金を盗み出す話を描いています。サスペンス・ミステリーですが、コメディタッチですので気軽に鑑賞できます。ゴダール初心者にもとっつきやすいかもしれません。アンナを愛するゴダールの思いがスクリーンからまるであふれ出しているよう。ぜひ隠れた名作を鑑賞してみてください。
口コミでおすすめのサスペンス・ミステリー映画(洋画)投稿記事鳥が前触れもなく人々を襲う!動物パニック映画「鳥」
サスペンスの神と讃えられながらも、無冠の帝王アルフレッド・ヒッチコック監督。「鳥」は大ヒット作「サイコ」の次に作られた動物パニック映画の元祖とも言うべき作品。鳥が何の前触れもなく人々を襲う様は強烈に記憶に残り、植えつけられた恐怖は全く色褪せません。何十年も前の作品とは思えないほど斬新で、現在でも通用する際立った演出です。
口コミでおすすめのサスペンス・ミステリー映画(洋画)投稿記事見えない目で悪党と戦う、聡明で勇敢なオードリー
「暗くなるまで待って」は、オードリー・ヘプバーンが盲目の奥さんの役を熱演する、サスペンス映画。見えない目で悪党どもと戦う彼女が、とても聡明で勇敢でチャーミング。サスペンス映画のスリリングさを楽しめるのはもちろんのことながら、オードリーの演技力や魅力も充分に堪能できる映画です。またこの役は主婦なので地味なスタイル、それが余計彼女の演技力を引き立てています。
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