きょうにん みゆ
生活者目線で漢方を追求! 手軽に作れる薬膳レシピのパイオニア
自身の体調不良が漢方で改善できたことを機に、本格的に漢方・薬膳の分野を学んできました。国際中医師・中医薬膳師の資格を活かし、「こころに漢方を、くちびるに薬膳を」をモットーに、身近な食材を使ったカンタン薬膳やわかりやすい漢方の知恵を紹介していきます。
五輪でアスリートが活躍できる漢方薬とは!?
2020年の五輪開催国が日本に決定しましたね! 実は、モスクワ五輪の時には旧ソ連の選手が漢方を服用し、肉体面およびメンタル面をケアしていた事実があるのです。では、日本ではどんな漢方が合うのでしょうか……? 勝手に「ベスト3」を考えてみました!
【夏のだるさをとる薬膳レシピ】冬瓜と豚肉のスープ
食欲が出ない、カラダがだるい……。そろそろそんな不調が出やすい時期です。元気なパワーをつけてくれる「豚肉」と、カラダの熱を冷ます「冬瓜」で作る、とっておきの夏バテ薬膳をご紹介しましょう!
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
便通をよくする「調胃承気湯」に、血行を促進する「桃仁」や「桂枝」を加味した漢方です。便秘以外にも、打撲や生理痛、腸閉塞(イレウス)など、血液の循環が悪くなって起こるトラブルに幅広く用いられます。
しゃっくりを止める3つの方法
しゃっくりは横隔膜のケイレンですが、普段はそんなに気にしないと思います。でもなぜしゃっくりって起こるのでしょうか? 止め方は? オススメの養生法や、ツボもご紹介します。これであなたもしゃっくり博士?
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
長時間炎天下にさらされて日射病になり、汗が出てのどが渇いたり、カラダがのぼせたりする症状にオススメの漢方薬。虚弱をカバーする人参が入っているので、子どもや年配の方にも有効です。
【梅雨の薬膳レシピ】花椒香る、浸し枝豆
梅雨時にぴったりの薬膳レシピ、第2弾のテーマは「香りのよいものをとり、胃腸を元気にする」です。旬の食材を使ったカンタンお手軽レシピなので、ぜひチャレンジしてくださいね!
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
嘔吐、悪心、胃もたれ、膨満感などの胃の不快感や、下痢、腹痛、腹鳴などの脾(消化吸収機能の総称)のトラブルにオススメの漢方です。ストレスが原因の胃炎や、過敏性腸症候群などにも用いることができます。
【シミ・肝斑・ストレスの薬膳】イチゴと桃のスープ
シミ・肝斑・ストレスが起こる原因のひとつに、「肝」の機能低下があげられます。今回は肝の働きをサポートする「イチゴ」と、血行促進にいい「桃」を使ったカンタンレシピをご紹介します!
シミ・肝斑・ストレス対策にオススメの漢方
最近、女性ホルモンの影響で起こるシミ=「肝斑」に着目した化粧品やサプリメントがありますが、実は漢方でも対策法があるのです。オススメの漢方薬や、肝斑のメカニズムを紹介しましょう。
抑肝散(よくかんさん)
本来、小児のひきつけや夜泣きに用いられる漢方薬です。小児に限らず、オトナでもイライラして眠れないなどの症状にもよく、最近では育児疲れのママやイクメンにも効果的かもしれません。
その道のプロ・専門家約900人
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