高級マンション
高級マンション選び(4ページ目)
高級マンションにまつわる最新動向を、現地取材などから収集した情報を交えて随時更新。高級マンションの相場や、高級マンションならではのトレンドもご紹介します。
記事一覧
高級マンションのモデルルームを見分ける能力
ガイド記事坂根 康裕モデルルームが抱える事情イメージフォト販売センターに仮設されたモデルルームは数あるなかのひとタイプに過ぎない。しかもそれは一番多い住戸プランではなく、角部屋や専用庭のある特殊タイプである場合が多い。さらに室内はリビングを広げたセレクトプランで、飾り棚やアクセントウォールなどの有償オプションを駆使し、...続きを読む
「良好な地盤」に建つ免震マンション6棟
ガイド記事坂根 康裕良好な地盤とは?Imagephotoマンションを建設するにあたっては、あらかじめ地盤を調査する。「標準貫入試験(ボーリング調査)」というもので、63.5kgのハンマーを75センチメートル落下させ、地中に杭が30センチメートル沈むために要する打ち込み回数を測るのである。この数が「N値」と呼ばれるもので...続きを読む
マンハッタンにあって東京にないもの
ガイド記事坂根 康裕東京とマンハッタンの違い森ビルは、東京、マンハッタン、上海の3つの都市を1,000分の一の縮尺にしたジオラマに再現している。この模型は「六本木ヒルズ」竣工当初、森タワーの展望フロアの美術館で一般公開されたが、あの当時にくらべると東京は湾岸エリアも加わり、さらに大きく広がった。土地の高低を再現した土台...続きを読む
免震マンションへの3つの疑問
ガイド記事坂根 康裕世界初の免震建物は、1970年代後半のマルセイユ(フランス)ラムべスク小学校、ならびに南アフリカやフランスの原子力発電所である。地盤と建物のあいだに絶縁体(アイソレーター)をはさみ、地震の揺れを伝えにくくするアイデアは日本においても100年以上前からあったそうだが、積層ゴムを用いた建物は1983年に...続きを読む
高級マンションは構造で選ぶ
ガイド記事坂根 康裕高まる構造への関心高層化された都心の風景マンション購入を考えるときの3大要素といえば、「立地」「価格」「プラン」。なかでも「プラン」は建物に関わるすべてをさすが、じつはこの中身が震災以降、ずいぶんと様相がかわってきた感がある。というのも、これまでならプラン(建物)といえば、「外観デザイン」や「共用部...続きを読む
世界最大の液状化、新たな恐怖「側方流動」
ガイド記事坂根 康裕元に戻すのに5年液状化被害液状化とは、水分をたっぷりと含んだ砂の地層が地震の揺れによって均衡を崩し、高まった水圧によって地表に噴砂・噴水をおこす現象である。地下埋設物が浮き上がったり、地面が陥没するなどして、ライフラインの断絶や家屋の不同沈下など甚大な被害を引きおこす。東日本大震災における液状化の範...続きを読む
地質柱状図で地質を調べる、東京の液状化予測図を見る
ガイド記事坂根 康裕前編は、東京都の地盤を把握する上で知っておきたい「土木技術支援・人材育成センター」の存在と同センターが実施している水準基標調査の内容について述べた。後編は、マンションを選ぶ際、参考にしたい液状化予測マップや地質情報をまとめてみたい。東京の液状化予測図同センターにある液状化予測図パネルまず、液状化予測...続きを読む
東京の標高を調べる
ガイド記事坂根 康裕高台と邸宅の関係千鳥ヶ淵内堀通りを「日比谷」から外回りで走る。道は、最高裁判所のある「三宅坂」交差点あたりから結構な上り坂に入り、そのあと靖国神社、九段下にかけて長い下りになる。このたった4、5キロほどの道のりでも、「半蔵門」から「千鳥ヶ淵」までが明らかに高台にあたるのがわかる。そして、その西側に広...続きを読む
知っておきたい東京の地盤と地下水の実態
ガイド記事坂根 康裕住宅と地盤の関係ImagePhoto自分の土地に家を建てようとするときは、否応なしに地盤を意識させられる。もしそれが軟弱なら、地盤改良を迫られたり、重量の軽い木造で建てざるを得なかったりと、その後の選択を左右するからだ。一方、分譲住宅の場合はそうした諸問題をクリアした後で物件とめぐり会う。そのため関...続きを読む
免震構造のマンションを学ぶ<後篇>
ガイド記事坂根 康裕前編では、免震とは具体的にどんな装置を用いたもので、所有者(居住者)にどのような利点をもたらすのかを中心に述べてみた。引き続き後編では、免震に適した敷地や建物の条件、デメリット、最新技術などについて述べてみよう。免震構造に適した条件目白ガーデンヒルズ耐震、制震、免震の3種類の概念のうち、どれが最も適...続きを読む