中国茶
おすすめの青茶・烏龍茶(3ページ目)
ガイドがお勧めする青茶(烏龍茶)のあれこれをご紹介します。
記事一覧
武夷岩茶の魅力
ガイド記事平田 公一季節は、春に向かっているとは言え、まだまだ寒い日が続いています。冷え込んだ寒い夜には、暖ったかなお茶を飲んで、身体も心もあたためたいものですね。お茶を多少知っている方なら、「お茶はカラダを冷やすのでは?」と思うかもしれませんが、実は、お茶でもカラダを暖めてくれるものがあります。例えば福建省北部の岩山...続きを読む
毛蟹の魅力
ガイド記事平田 公一中国茶の名前には、とても面白いものがあります。たとえば仏手。仏様の合掌をする手の形に似ていることろからついたといわれます。そんな面白い名前のお茶で、最近、有名になりつつあるのが、「毛蟹」。日本語で「けがに」とか「もうかい」などと呼ばれるこの毛蟹、中国では”Maoxie:マオシェ”と発音されます。この...続きを読む
青茶を知る(4) それぞれの青茶の作り方♪
ガイド記事平田 公一だいぶ時間が空いてしまいましたが、青茶を知るシリーズ第4回目は、個別のお茶の作り方です。前回は、青茶全般の基本的に作り方を概観しました。でも、考えてみると、青茶って、ものすごく沢山の種類があるのですよね。福建省だけでも北部には武夷岩茶(ぶいがんちゃ)が数百種類、そのほかにミンポク水仙、南部には安渓の...続きを読む
四季春
ガイド記事平田 公一台湾烏龍の新茶が出始めた今日この頃。今年の台湾は新茶の季節に入ってからやや雨が多くて、2001年4月18日付けの台湾の新聞には、今年の南投県のお茶の出来は、約3割減であると出ていましたので、出来や値段が心配なのですが、今週私の手元に届いたお茶は、なかなかにおいしいお茶でした。そのお茶は4月の上旬に摘...続きを読む
青茶を知る(3) 青茶の製茶法
ガイド記事平田 公一前回までは、青茶の区分、発酵の話しをしましたので、今回は、実際にどのようにして青茶が作られているかのお話をしましょう。青茶は、基本的には似たような製茶方法が採用されていますが、お茶の種類によってそれが微妙に変化しています。まずは、基本的な青茶の作り方を見てみましょう。■採茶(茶摘み)まず、お茶の葉を...続きを読む
青茶を知る(2) 半発酵とは?
ガイド記事平田 公一さて、今回は半発酵について探ってみましょう。まずは、発酵についてですが、いわゆる納豆やくさやなどのように菌や酵母などで発酵するのではなく、茶葉に含まれるカテキン類が空気中の酸素によって「酸化」することを意味します。お茶の六つの区分のところで触れましたように、お茶は酸化発酵の度合いによって、緑茶である...続きを読む
サントリーv.s.キリンの烏龍茶戦争?!
ガイド記事平田 公一先日、「キリン対サントリー、ウーロン茶戦争勃発か」などというニュースがネットで流されたのを見た方もいらっしゃるでしょう。このところたしかに缶入り(ペットボトル入り)の中国茶が次々に新発売となっているようです。このところの中国茶ブームに、やはり飲料メーカー各社も目をつけないわけにはいかないということだ...続きを読む
青茶を知る(1) 青茶は何故「青」茶なのか?
ガイド記事平田 公一今回からは、青茶についてのお話しを始めましょう。青茶といっても、なかなかピント来ませんが、日本で一番有名な烏龍茶などが、この青茶に属するお茶といえば、断然身近なお茶と思えてきますね。緑茶が酸化発酵をすぐに止めてしまうのに対して、青茶は、いわゆる半発酵茶といわれるお茶を意味します。青茶の詳しい内容につ...続きを読む