介護
食事・口腔ケア
在宅介護を行う場合、不可欠な日常生活の介助。食生活をサポートする食事介助、口臭、虫歯、歯周病予防にも大切な口腔ケアのポイントについて、まとめました。
記事一覧
認知症があるお年寄りは緑の野菜を食べない?
ガイド記事平井 千里どうしよう、緑の野菜を食べてくれない!緑の野菜を食べてもらえない、本当の理由とは……大学院を修了後、栄養士になろうと志したその日から20年来、夢見てきた病院の管理栄養士として入職したその日。私は院長から「今日から毎日ミールラウンドをし、患者様の食事の様子をよく観察するように」と指示を受けました。その...続きを読む
嚥下調整食2以下の介護食の作り方とコツ:下
ガイド記事平井 千里粥をペースト状にしたい!日本人はもちもちとした食感を好む人が多いようです。そのため、粘り気の多い「米」を栽培し、好んで食べてきました。米の味は慣れ親しんだものがよいとはいえ、この粘り気がお年寄りの「食べづらさ」につながります。基本的なペースト食のおかずは「嚥下調整食2以下の介護食の作り方とコツ:上」...続きを読む
嚥下調整食2以下の介護食の作り方…ペースト状に不向きな食べ物など
ガイド記事平井 千里介護食にペースト状以外の選択肢も日々の食事の用意は重労働です。それでも、食事は生活の中の楽しみのひとつです。「好きなもの」を食べさせてあげたいと思うのは、介護に携わる者みんなの願いではないでしょうか介護食は「学会分類2013」の嚥下調整食4・3のレベルであれば、他の家族の食事から取り分けて柔らかくす...続きを読む
歳をとると、食事をするのに必要な身体機能が変わる!
ガイド記事平井 千里お年寄りの身体は変化している年齢を重ねるごとに人間の身体は大きく変化していきます。身体の変化に伴って好まれる食事や用意すべき食事が変わります。今日はお年寄りの身体について考えてみます。「最初は4本足、次に2本足になって、最後に3本足になる動物は何だ?」子供の頃、誰もが1度は聞いたことがあるなぞなぞだ...続きを読む
“ごっくん”できない高齢者…そのカギは「とろみ」
ガイド記事平井 千里過信しないで!お茶でムセるお年寄りお年寄りの喉は、さらさらした飲み物は飲み込みづらいのです。一人ひとりの体調に合わせたとろみをつけて、上手にお茶を飲んでいただきましょう。「おばあちゃん、お茶にしましょう」日常によくあるほほえましい1コマです。しかし、お年寄りにとってはこんな何気ない日常の動作に危険が...続きを読む
高齢者の食事ステップの基本は「離乳食」を逆にたどる
ガイド記事平井 千里「やわらかいものを食べさせてあげてください」と言われました歳をとると硬いものが食べにくくなります。身体の機能に合った食事を手軽に作れるような工夫をしてみましょう。病院ではお年寄りが退院する際に、家族から「医師からやわらかいものを食べさせてあげてくださいと言われたのですが、食事はどうしたらいいでしょう...続きを読む
高齢者の脱水… 水分と塩分に気をつけて!
ガイド記事平井 千里身体は半分以上が、水分でできている脱水になりやすいお年寄り。トイレに行く回数を減らしたいと喉が渇いても意識的にお茶を飲まずに我慢している人もいます。季節を問わず、屋内にいても脱水になっていないか注意が必要です。身体の60~70%は水分でできていますが、高齢者は生まれたての赤ちゃんと比べて、水分含量は...続きを読む
高齢者の介護食を自宅で作るには?食形態レベルがわかる5つの指標・活用法
ガイド記事平井 千里高齢者の自宅介護でも重要な「介護食」、知っておくべきことは?ひとくちに「介護食」と言っても、いろいろなレベルがあります。そのレベルに合ったお食事を提供することで、健康で楽しい食生活を送ることが可能になります。介護食は、「食べる機能」が低下した人に提供するお食事のことです。主に、高齢者に提供されること...続きを読む
誤嚥性肺炎の原因・予防・対処法…高齢者介護時の注意
ガイド記事平井 千里高齢者は「食べる」のも命がけ!誤嚥性肺炎とは私たちが何気なく行っている「食べる」という動作も実は高齢者にとっては重労働な場合もあります。高齢者の命を守る「食」について考えてみましょう。日本人の死因で3位の「肺炎」。その多くは高齢者です。高齢者は免疫機能が落ちているから……というのもその通りなのですが...続きを読む
「食べる動作のメカニズム」と食事の関係
ガイド記事平井 千里食事中の動作は五感をフル活用している!普段何気なく行っている「食べる」動作ですが、身体の機能をフル活用しています。身体の機能が衰え始めた高齢者は「食べる行為」も若い頃とは変化しています。私たちは日常生活のなかで何気なく食事をしています。食事自体を特に難しいと感じたこともほとんどないでしょう。しかし、...続きを読む