糖尿病
糖尿病対策の生活・運動療法
糖尿病を管理しながら、快適な毎日を実現していくために。糖尿病を進行を防ぐ生活のコツ、運動習慣のつけ方などをまとめました。ストレスなく血糖コントロールを続け、糖尿病を進行させない生活を送りましょう。
記事一覧
糖尿病患者の生活の注意点・心得
ガイド記事河合 勝幸糖尿病は患者の性格が問われる病気?日常生活も立派なエクササイズです。糖尿病のための薬や医療機器、合併症のバックアップ態勢はこの20~30年で驚く程の進歩を遂げています。皮肉なことに医療技術が発達すればする程、糖尿病者のコントロールが悪いのは患者自身の責任ということになってしまいました。もともと糖尿病...続きを読む
ホームアローンの高齢糖尿病患者、その心得と準備
ガイド記事河合 勝幸「老人の日」は老人福祉法によって9月15日、同月21日までの1週間が「老人週間」です。しかるに、別の法律で「敬老の日」が9月の第3月曜日になりました。お役所は何を祝いたいのでしょう?病院で糖尿病と診断されて食事指導を受けたけど、高齢の一人暮しなのでホントのところどうしたらいいのか分からない!という9...続きを読む
糖尿病にココナッツオイル?正しい油脂の選び方
ガイド記事河合 勝幸オリーブは体にいい油の宝庫です。有史以来の安全性がそれを証明しています。(c)KawaiKatsuyuki魚を食べると魚油に含まれるEPAの作用で小腸のL細胞からインクレチンが放出され、インスリンが分泌されます。そのため、まず食事の始めにEPAに富むサバ缶を食べよう!という提案があります。冗談なのか...続きを読む
ナトリウムと食塩と糖尿病の科学、いざ減塩へ!
ガイド記事河合 勝幸手間のかかる食卓塩を使って、微量でおいしく召し上がる工夫を!写真はヒマラヤの岩塩2015年4月から厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」が改訂され、塩分摂取量の目標値が男女ともに引き下げられます。自分が日常的にどのくらい塩分を取っているのか分からないのに、いきなり1g/日食塩を減らせと言われても、とま...続きを読む
カロリーを控えるための人工甘味料で高血糖になる!?
ガイド記事河合 勝幸「糖質ゼロ」で高血糖になる?砂糖やデンプンから作った異性化糖を大量に消費する時代だから、極微量の人工甘味料を巧妙に組合わせて造るカロリーゼロのダイエット・ソフトドリンクの出番があるのでしょう。あとは安全性だけです……「糖質ゼロ」のソフトドリンクやダイエット食品で使われている人工甘味料が、逆に血糖値を...続きを読む
糖尿病患者にとってのアルコール、果たして敵か味方か
ガイド記事河合 勝幸女性のアルコールの適量は、一日グラス一杯のビール程度です英語のtoast(トースト、乾盃)だってフランス語の乾盃だって、そもそも乾盃は相手の健康を祝福して飲みほすものです。そして今、食卓でのグラス一杯のワインやビールが糖尿病患者にも健康の恵みを与えてくれるという研究が続いています。適量のアルコールが...続きを読む
プチ断食と糖尿病……安全に出来るだろうか?!
ガイド記事河合 勝幸糖尿病患者プチ断食に賛成する医師はいません。しかし、外科手術の全身麻酔や内視鏡検査では糖尿病患者もプチ断食に直面します。糖尿病患者だって食欲のない時は食事をパスしたいし、ウエストが気になったらプチ断食もしてみたい……。しかし、糖尿病患者の断食には低血糖のリスクが常に伴うので医療プロバイダーはあくまで...続きを読む
運転中の重篤な低血糖を防ぐには就寝時の血糖管理から
ガイド記事河合 勝幸低血糖予防のスナックはタンパク質と糖質のコンビが理想的です。写真はチーズ&クラッカー2014年6月30日午後4時ごろ、糖尿病のインスリン治療による低血糖とみられる車の暴走事故が大阪・御堂筋で起こりました。自転車女性ら3人が重軽傷です。5月施行の自動車運転処罰法では低血糖によって正常な運転に支障が生じ...続きを読む
グリセミック指数(GI)と糖尿病食事療法
ガイド記事河合 勝幸地中海の朝食たっぷりの野菜サラダと全粒粉パンが低GI食にします。(c)KAWAIkatsuyuki糖尿病と診断されて最初に学ぶのは、たくさん食べると血糖値が高くなるということです。何を食べても血糖が高くなるので途方に暮れた人もいるでしょう。しかし、食後高血糖の直接の原因は、ほとんどが糖質(消化吸収で...続きを読む
「食べる順番ダイエット」と糖尿病食事療法
ガイド記事河合 勝幸食前のタパスでも、オリーブオイルと野菜たっぷりでインクレチン効果を期待しよう。(c)KAWAiKatsuyuki10年も前から今井佐恵子・大阪府立大学教授らが提唱してきた2型糖尿病の「食べる順番療法」が、いつの間にか目新しい、我慢なしの減量ダイエット法としてマスコミに取り上げられてしまいました。かつ...続きを読む