はじめに)結婚するとき、結婚退職はNG!

独身が有利か、結婚が有利か、という議論を時々見かけます。私は誰もが結婚すべきであるとは考えませんが、今の日本の制度では結婚したほうが何かと有利だろうとは思います。ただし、前提があります。それは「女性が結婚退職をしないこと」です。つまり共稼ぎをする、ということです。

結婚否定派の男性のよくある意見として「妻と子どもを二人も養えない」とか「専業主婦はラクで不公平だ」というものがありますが、これは「結婚したら妻が仕事を辞めるものだ」と考えているため出る不満なのでしょう。男性のプライドなのかも知れませんし、女性はそういう希望をすると思いこんでいるのかもしれません(あるいは、今までにつきあった女性は皆そうだったのかもしれません)。

逆に女性の結婚否定派のよくある意見として「自分の自由になる時間やお金が減る」「子どもや夫の面倒をみるだけの人生はイヤだ」とかいう声を聞きます。あるいは「結婚退職をさせてくれない男性はダメ」というような希望も強いようです。どれもなんとなく専業主婦になることや、結婚すると(自分だけ)ラクになることを前提としているように聞こえますが、そういうものなのでしょうか。専業主婦という選択肢を当たり前のように思っていないでしょうか(そもそも、専業主婦はそれほどいいことづくめなのでしょうか。むしろ専業主婦のほうが損をしたりはしないでしょうか)。

戦後の高度成長時代は、確かに「男=会社で働く、女=家庭を守る」というステロタイプが有効に機能した時代だったかもしれません。しかし、今は違います。男性が一人で稼ぐだけでは、子どもを育てたり、自分たちが豊かな生活を送るにはもう足りない時代になっているのです。今の時代は、共稼ぎを前提とすることが重要となっています。むしろ、共稼ぎをしなければ家庭の満足度が高くならないのではないでしょうか。

今回は男女どちらに対しても考えてほしいのですが、「共稼ぎを続ける」ことのメリットについて考えてみます。

[目 次]
  はじめに)結婚するとき、結婚退職はNG!
  1)共稼ぎなら、合計の所得が増える!
  2)共稼ぎなら、自分のお金が手に入る!
  3)共稼ぎなら、子育ても有利になる
  4)共稼ぎなら、住宅ローンにも有利
  5)共稼ぎなら、老後の年金も増える!
  まとめ)男性も女性も会社も、共働きを前提とする時代!

→共稼ぎなら合計所得が増える!