夫と妻の小遣いは、いくら?

夫と妻の小遣いは、いくら?

4月は、昇給や昇進など、給料や生活環境の変化により、家計を見直すことが多い月です。家計を見直す際に注目されるのは小遣いではないでしょうか? 今回は、夫婦で円満に小遣いを決める考え方をお伝えします。

【記事のインデックス】
夫と妻の小遣い事情……1P目
夫婦円満な小遣いの決め方……2P目


サラリーマンの毎月の小遣いはいくら?

4月になると「給料上がったんだから、もう少し小遣いを増やしてくれないかな?」「子どもが習い事を始めたから家計に余裕ないの」といった感じで、給料や生活環境の変化により、家計の見直しと同時にお小遣いを決める夫と妻の攻防も行われるのではないでしょうか? 小遣いを決める際に、やはり気になるのは世間相場です。

新生フィナンシャルによる「2011年サラリーマンのお小遣い調査」によると、サラリーマンの1ヶ月のお小遣いの平均額は、36,500円だそうです。昨今の景気の低迷や将来への不安を反映しているせいか、昨年の調査より4,100円ダウンし、4年連続減少したとのこと。年代別、未婚・既婚別、子どもの有無別、配偶者の就業状況別、居住地域別など、属性別の平均額を表にまとめましたので、参考にしてください。

「2011年サラリーマンのお小遣い調査」(新生フィナンシャル)より、ガイド平野泰嗣が作成

「2011年サラリーマンのお小遣い調査」(新生フィナンシャル)より、ガイド平野泰嗣が作成


年齢が若いほど小遣いの金額は多く、結婚し、子どもが生まれると、お小遣いは下がっていく傾向にあるようです。配偶者の就業状況別を見ると、専業主婦の場合30,400円、共働き・パートの場合31,100円でわずか700円の差です。配偶者が働いていれば、家計に余裕があるので、小遣いが増えるのかと思ったのですが、実際はそうではないみたいです。


小遣いを決めると、自由に使えるお金は減る?

家計のお金の流れを大きく分けると、給料を全部家計に入れてから小遣いを受け取るタイプ(小遣い受取型)と、一定金額を家計に入れて、残りをお小遣いとして自由に使うタイプ(家計費拠出型)に分かれます。

平成21年全国消費実態調査 個人的な収支結果表によると、小遣い受取型の夫の自由に使えるお金(家計からの収入と家計以外からの収入の合計)は38,525円、家計費拠出型の夫の自由に使えるお金は43,209円で、およそ5,000円の差となっています。
「平成21年全国消費実態調査 個人的な収支結果表」より、ガイド平野泰嗣が作成

「平成21年全国消費実態調査 個人的な収支結果表」より、ガイド平野泰嗣が作成


小遣い受取型は、小遣いの金額に妻の意向が大きく反映されますが、家計費拠出型の場合、夫の小遣いは、全て夫の裁量に委ねられるので、当然の結果といえます。反面、しっかり貯金をしたいのであれば、小遣い受取型にした方が良いといえるでしょう。


妻の小遣いは、いくら?

お小遣いといえば、サラリーマンの夫の小遣いが何かと注目されますが、妻の小遣いの相場はいくらなのでしょうか?

株式会社ハー・ストーリー【家庭の生活費】の実態調査(2012年2月、インターネット調査)によると妻の小遣いの平均額は11,913円とのこと。参考までに同調査によると、夫の小遣い30,238円、生活費151,156円となっています。同調査の妻の属性として、6割が専業主婦となっているので、専業主婦の小遣いは1万円が相場といえるかもしれません。

ところで、前出の平成21年全国消費実態調査 個人的な収支結果表によると、小遣い受取型の世帯では、妻の自由に使えるお金は39,369円となっています。家計費拠出型は、データ数が少ないため平均値は算出されていません。妻の立場からしてみれば、家計費拠出型よりも小遣い受取型にして、妻の小遣いも設定した方が自由に使えるお金は多い、といえます。

>>夫婦円満な、小遣いの決め方は?