台北の夜を彩るおすすめバー、ラウンジ6選
台北で台湾ビールだけ飲んで帰るなんて、もったいない!
1. ラグジュアリー感たっぷり高級ホテルのラウンジ『WOOBAR』
真紅のインテリアが美しいWOOBAR。人気のDJが来る夜はここに2~300人集まることもあるとか!
プールがあるスタイリッシュな空間で非日常を味わいたい
夏は実際に泳ぐことも出来ます
ジンとマンゴーピューレにヴーヴクリコのシャンパーニュを加え、エルダーフラワーをあしらったもの。シャンパンの泡とみずみずしいマンゴーの甘味がベストマッチ。シャンパンのカクテルがさらりとでてくるあたり、さすが高級ホテルのラウンジですね。
また、WOOBARらしさを追求するなら、WOOBARオリジナルの5BEAR(ウー・ビール)を。こちらはほのかにはちみつの味わいがあるのが特徴です。
ホテルだけに気になる、ミニマムチャージは?
ひとつひとつが美しいインテリアに気持ちも華やぎます
席料と最低消費(ミニマムチャージ)は、白い椅子に関してはひとりにつき一杯飲み物をオーダーすればOKで、ミニマムチャージはありません。赤い椅子は、20時まではミニマムチャージがなく、ひとりにつき一杯飲み物をオーダーすればOKですが、20時以降は9000台湾元以上のミニマムチャージが必要です。
また、プライベートルームと呼ばれている個室は、20時以降から1万5000台湾元以上のミニマムチャージが必要となります。いずれの席もドレスコードはスマートカジュアル。ビーチサンダルはNGですが、デニムはOKです。
また、スターウッドプリファードゲスト(SPG)のゴールド会員とプラチナ会員は、毎日17時から19時までハッピーアワーになるサービスがあります。
時々開催されるパーティーはFBでチェック!
WOOBARでは有名なDJを招聘して開催されるパーティーが時おり行われています。チケットの相場は800台湾元(約2856円)でドリンク2杯つき。2週間前くらいから売り出すので、気になる方はフェイスブックでチェックしては? 一番多い時は300人ものゲストで盛り上がるというW TAIPEIのパーティーは、旅の良い思い出になりそうです。WTAIPEIの紹介記事は>>>ここに泊まることがスタイリッシュな旅の証、W台北へ
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■WOOBAR(ウーバー)
住所:台北市忠孝東路五段10號 W台北10階(Googleマップ)
アクセス:MRT市政府駅2番出口すぐ
TEL:(02)7703-8887
営業時間:日~木 10:00~1:00 金土 10:00~2:00
FB:https://www.facebook.com/pages/WOO-Bar-W-Taipei/129209131133979
2. 個性豊かなカクテルに心奪われる夜『猫下去』
店内は大きな鏡があったりと、アメリカンテイスト。イケメンバーテンダーさんがシェイカーを振ってくれます
かつてカクテルの台湾大会で1位を獲ったことがあるバーテンダー尹徳凱氏が中心となってオリジナルカクテルを開発し、その数は約30種。 ひとつひとつのカクテルに合わせて印象的なイラストを配したメニューはページをめくるだけでワクワク! 猫下去敦北倶楽部ならではのオリジナリティとその世界観に魅了されて、足繁く通う人多数。カクテル好きなら見逃せません!
女性におすすめなカクテル、『物言えぬゲイシャとパリの密輸茶』とは
左のイラストが「物言えぬゲイシャ~」のイラスト。一度見たら忘れられないほど印象的
ピスタチオで緑茶の色を表現。400台湾元、約1428円)
まるでお湯呑のような陶器に入ったこちらのカクテルはGinベース。 スパイシーな中にクリーミーなまろやかさが生まれているのは、まさにピスタチオの魔法。多くの人から愛されている人気カクテルです。
カクテルの脇に添えられたジンジャ―リリーの茎を乾燥させたものには、メレンゲやクッキーが花の代わりに刺してあって、とても可愛いのです。
うまみ成分を抽出して作られている。400台湾元(約1428円)
とにかく凝っているのでチョコ好きなかたはぜひ!
カカオとコーヒーの外側部分にオレンジピールとセージのクッキーのサクサク感を組み合わせるあたり、かなりのこだわりが。ムンクの叫びを模したチョコレートの味も本格志向。これひとつで台北旅の印象ががらりとかわりそうな勢いのあるカクテルです。
ポテトがハイレベル! 『冠軍細薯條(チャンピオンポテトフライ)』
豊富なメニューはどれを食べても美味しいので、家族連れで来る人もいます。
ポテトと皮付きガーリックを共にフライにし、ハーブとスパイスをまぶしたもの。そのスパイス加減が素晴らしく、こんなにお酒に合うポテトがあるのかと思うくらい。このポテトのためだけに台北駅からタクシーを飛ばす価値は、十分にあります。
羊が目印です
『南風炸鶏』は、さすがフライドチキンをこよなく愛するお国柄! フライドチキンのクオリティが高いのを実感。香ばしさとスパイシー具合がとにかく最高なのです。
18時30分を過ぎたあたりから混みだすので、できれば予約を。お店のフェイスブックページから予約が可能です。
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■猫下去敦北倶楽部(MEOWVELOUS TAIPEI FAN CLUB)+倶楽部男孩沙龍(CLUB BOY SALOON)
住所:台北市松山區敦化北路218號(Googleマップ)
アクセス:
TEL:(02)2717-7596(15:00から電話受付開始)
營業時間:火曜日から日曜まで。
敦北倶楽部17:30~00:00(L.O. 23:00)
バー営業の倶楽部男孩沙龍(CLUB BOY SALOON)17:30~翌2:00
定休日:月曜日
FB:https://www.facebook.com/meowveloustaipeifanclub/
3. ヴィンテージ感のインテリアが落ち着いた雰囲気『WOOTAIPEI』
店の名前は、手をぱちんと合わせた時にウ~!と発する声からきています
店内に入るとヴィンテージ感たっぷりな家具や、古いイギリスの理髪店を思わせるインテリアが目を引きます。リラックスした気持ちでお酒を楽しめるお店です。
Asia's 50 Best Barsにランクインした話題の店
古びたレジスターがお店の雰囲気にマッチしている
WOOTAIPEIの飲むことと食べることに対する情熱に加えて、アンティークを配したインテリアの美しさや料理の独創性、そしてカフェのような居心地の良さ。賑やかな街、忠孝敦化界隈の話題の店です。
爽やかな味わいのYuropean(400台湾元、約1428円)
カクテル、ビール、スピリッツだけでなくウィスキーはスコッチなど幅広く48種類も用意。ハイボールも作ってくれます。メニューにあるカクテルだけでなく、材料があればカクテルのリクエストもOK。22時までならカフェメニューも豊富にあるので、お酒の飲めない人と訪れても楽しい時間を過ごせそう。
カフェタイムが終了する22時からは、ミッドナイトスナックとして夜メニューが追加で登場。唐辛子マークの付いたメニューはしっかり辛いので、辛いもの好きのあなたはぜひチャレンジを。
また、ワイン好きさんに朗報なのが、ここのワインセット。20時までは食事と一緒にオーダーするとハウスワインが100台湾元(約357円)で飲めるんです。
理髪店もほんとに営業していた! Woo Life Barber For Men
旅の記念にいかが?
ブリティッシュスタイルの髪形もオーダーできます。ただしあくまで週1回の不定期開店なので、事前予約が必要です。メンズヘアカットは1500台湾元(約5355円)、キッズカットは600台湾元(約2142円)です。
バーと理髪店の予約は電話(時間は下記参照)、またはフェイスブックのメッセージからどうぞ(英語または中国語のみ)。
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■WOOTAIPEI(窩台北)
住所:台北市忠孝東路四段205巷39號(Googleマップ)
アクセス:MRT忠孝敦化駅2番出口から徒歩2分)
TEL:02(8771)9813(予約電話は午前10:00 から午後 02:00の間のみ)
営業時間:日~木曜14:00~翌2:00、金・土曜14:00~翌3:00
カフェタイムは22時まで。
定休日:なし
FB:https://www.facebook.com/WOOLIFE.WOOTP/
4. 台湾フルーツを使ったカクテルが大人気『和酒』
カウンターの後ろにはオリジナルのお酒がずらりと並んでいます。
台北の日本酒ブームを牽引する稲葉氏
日本酒のラインナップもさることながら、様々な食材を用いてオリジナルカクテルを作っているのが特徴です。
台湾らしい食材で言うとパイナップルやライチ、ピーナッツ、台湾バジルなど。珍しいのは馬告(マーガオ)と呼ばれる台湾ペッパーのカクテル。お目当てのお酒がいつもあるとは限らないのも手作りの証。四季を通して通いつめたいお店です。
ワンフレーバー・フォーカス・カクテル、という潔さが人気の秘密
パイナップルとホワイトペッパー、という意外な組み合わせに驚かされる
カクテルは、ワンフレーバーに焦点を当てたもの。まるで寿司屋で『マグロ』と魚の名前を口にして寿司を頼むかように、シンプルに飲みたい食材をオーダーすれば、こういった飲み方がある、という提案をしてくれるのです。なのでカクテルメニューは食材名だけが並んでいます。
例えばパイナップルでと食材を指定するだけでなく、酸っぱいものがいい、甘いのが飲みたい、だんだんアルコール度を上げたい、というざっくりとしたリクエストでも大丈夫。それに対してバ-テンダーがセレクトしてくれます。常にひとり日本人スタッフがいるので安心です。
今回は「台湾らしいフルーツを使って、少し甘めのものを」とリクエストして、焼酎ベースのライチカクテルを作ってもらいました。ピンク色が可愛いカクテルは甘く優しい味。恋に落ちる瞬間のような、ふわっとしたカクテルです。
ジューシーな手作りベーコンがお酒と好相性!
おつまみの中でイチオシは、手作りベーコン。程よいスモーク加減で。豊かな味わいが口いっぱいに広がります。ピザなどもありますが、ここではあえてそういうものよりもスモークベーコンのような酒の肴とお酒でシンプルに呑むのが粋。この店に集まる人々の熱気を肌で感じてもらいたいので、おすすめは木~土曜日の21時以前に予約して、22時くらいまで楽しむスタイル。21時を過ぎたあたりから様々な国の人が集い、満席になるころには店内の熱気も最高潮。それがまた忘れられない旅の思い出になるはず。異国情緒さえ感じる賑わいの中で気持ちよく酔えると思います。
予約はフェイスブックページまたはHPのコンタクトページから可能。21時までの来店のみ予約が出来ます。
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■WA-SHU 和酒
住所:台北市忠孝東路四段101巷39號(Googleマップ)
アクセス:MRT忠孝敦化8番出口より徒歩約6分
TEL:(02)2771-4240
営業時間:月~木19:00~翌2:00、金・土19:00~翌3:00、日19:00~0:00
定休日:なし(春節も営業)
FB:https://m.facebook.com/washutaipei
5. クラフトビール好き必見! 『61Beer』
台湾のクラフトビールが飲めるバー「61BEER」をご紹介しましょう。台湾生ビールが8種、瓶のクラフトビールが80種と圧巻の品揃えが自慢です。台湾にある17ヶ所のブリュワリーのビールがずらりと揃っているのは珍しく、地元の人も驚くほど!台湾料理、ルーウェイを肴に飲むビールは最高!
華やかな中山駅前のすぐわきの路地を入ってしばらく歩くとある「61note」。1階部分はカフェとビールバーで、地下スペースは服飾をメインに帆布バッグなどを扱うお店。ビールが飲めるスペースはそれほど広くはないのですが、打ちっぱなしのコンクリートという飾り気のなさがかえってほっとします。生ビールは小さいサイズのコップなら1杯130~150台湾元(約464~535円)で、試飲もできます。 近くにある昔ながらの店から仕入れているというルーウェイ(滷味)はひと皿130台湾元(約464円)。ルーウェイは台湾でよくみかける屋台料理。台湾で練り物などをザルにトングで入れていき、店員さんに渡すシステムの屋台を見たことがありませんか? 台湾ではこれをつつきながらビールで一杯、というのをよく見かけます。台湾風おでん、といったところでしょうか。
おつまみは2種類だけで、もうひとつがこちらのビーフジャーキー180台湾元(約642円)。これがもう、止まらない美味しさ! テイクアウトもできますが、ビーフジャーキーは日本への持ち込みが出来ないため注意しましょう。
このジャーキーがしびれる旨さ! 薄さも味付けもパーフェクトなんです
クラフトビールはいつでも店舗で買えるというわけではないので、こうして80種類の台湾産クラフトビールを飲み比べられる店ってほんとに貴重なんです。全部試飲したわけではありませんが、女性4人で何種類か飲んだ中でのおすすめはこちらです。
- 生ビール……4番 「Jim&Dad's Brewing Company Hop Bomb IPA」
は苦みがおさえ目で飲みやすい。7番「Red Point Disco Makaw」は柑橘系でとても爽やかな後味です。 - クラフトビール……「Cacao Fountain」はグラスに注ぐと真っ黒でびっくり。香りも見た目もチョコなのに飲むとビターという、大人の遊び心を満たすビール。「金桔」は香りと味が柑橘系。後味の苦みがちょうどよく、心地よい。ラベルも綺麗でかなりおすすめ。
可愛いポンポンとアイス、そしてメロンジュースが良くあるシロップ味でなく、すごくメロンっぽい味なのも嬉しい。170台湾元(約606円)
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■61BEER
住所:台北市南京西路64巷10弄6號(Googleマップ)
アクセス:MRT中山駅から徒歩2分
電話:(02)2550-5950
営業時間:12:00~21:00
定休日:月曜日
FB:https://www.facebook.com/61note-146703125380696/
6. 昼はスープカレー屋さんで夜からバーに!『銀兔松江南京分店』
銀兔名物、スープカレーは20:30がラストオーダー
オーナーは台湾のテレビ番組で外人タレントとして活躍している日本人のATSUSHIさん。気さくでおしゃべり上手なATSUSHIさんは台湾在住17年というベテランです。
人気No.1メニューは『元氣嫩鶏カレー(チキンスープカレー)』290台湾元(約1035円)。台湾の鶏ははしっとりと柔らかいため、こんなに大きな塊でもスプーンですいっとすくえるのです。たくさんの野菜がごろごろ入っているのでボリュームたっぷり。スープの辛さはレベル1~5まで選べますがレベル5は相当辛いので、辛いのが苦手な人は、レベル2あたりからはじめては?
ちょっと気になる裏メニューは台北ビギナーの特権!?
お店の女の子とゲームで遊ぶこともできます
初めて台北旅行に来た人に、旅のアドバイスすることもあるというATSHUSHIさん。林森北路にもう一軒『Q10』というお店を構えているため、そちらと銀兔松江南京分店を行ったり来たりしています。なのでATSUSHIさんと話をしてみたい人は、予約の際に『ATSUSHIさんにぜひ会いたいです』と伝えておくといいですね。
お店の女の子も日本語を学んでいる子が多く、仲良くなれば一緒に卓球やゲームも楽しめます。
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■銀兔湯加(加は口へん)哩松江南京分店(Ginto)
住所:台北市松江路123巷7-1號(Googleマップ)
アクセス:MRT松江南京駅から徒歩2分
電話:(02)2563-0901
営業時間:スープカレー&バー11:30~15:00/17:30~21:00
(スープカレーL/O20:30)
バー21:00~翌3:00
定休日:なし
FB:https://ja-jp.facebook.com/ginto.songjiang/
いかがでしたか? どれも選りすぐりの楽しめるお店ばかり。きっと台北カクテルシーンの奥深い魅力に驚くことでしょう。
以上、台北のバー・ラウンジおすすめ6選でした!
※1台湾元=3.57円で計算しています(2019年11月)
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