オーダーのカギは、この3ステップ!
迷い始めるとどんどん時間が経ってしまうもの。短時間でオーダーするためには、この3ステップをふんで行くことがカギとなります。■1:まず「用途」を決める。
銀行印や実印が欲しいのか、絵手紙などの作品に押す『落款(らっかん)』が欲しいのか、ビジネスで使いたいのか、ということを最初に決めておくと、字体やデザインが選びやすくなります。
私は気軽に使える印鑑が欲しかったので、かわいい印鑑を作ろうと思いました。
四角い印鑑にするか、丸にするか……迷います。 |
次にデザイン見本を参考に文字の配置を決めます。名前をどういった配置にするかで、印鑑を丸にするのか四角にするかということや、印鑑の大きさも変わってくるからです。それが決まったら、字体を見本帳から選びましょう。デザインと字体が決まると、曾さんが手書きで仕上がり図を書いてくださいます。
デザインの見本帳の中に、立方体の3面に一文字ずつ3文字が入ると言うデザインがありました。台湾の方は氏名が3文字なので、こういった形が可能なのですね。奇しくもガイドの名前は「早優怜」で3文字なので、これに決めました。書体は鐘鼎文(日本語では金文)と呼ばれる書体でお願いしました。
■3:最後に「使いたい素材」を決める。
瑪瑙(めのう)や猫目石(キャッツアイ)など、いろんな素材が揃っています。値段は石と大きさによって違ってきますが、めのうで1,200~2,000元(約4,100~6,800円)が中心価格です。私が選んだデザインは細めの印鑑では収まらないため、少し大きめの印鑑で素材を探しました。
めのうの印鑑に上から光を当てて、石の輝きを確かめているところです。 |
仕上がりは翌日です。お願いすれば、ホテルへの配達も可能です。
「かわいいはんこ」が出来ました!
立方体の中に「早優怜」の3文字が。 |
翌日、お店に印鑑を取りに行きました。実際に判を押してその場で確認。仕上がりにはとても満足! ずっと大切に使おうと思います。
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