旧正月(春節)に行く台湾旅行の楽しみかた

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迪化街(ディーホワジェ)で毎年開かれる歳末市はたくさんの人で賑わう

日本でお正月と言えば1月1日ですが、台湾では旧暦の正月(現地では春節・チュンジエと言う)がお正月にあたります。暦によって毎年日にちが変わるのですが、2020年は1月25日が元旦。台湾行政院が発表した2020年の旧正月の連休は1月24日の除夕(旧暦の大晦日)の前にある1月23日から大晦日(除夕)の前日に当たる1月23日から1月29日までの7連休です。

現地の人にとっては大変めでたいお正月ですが、私たち観光客にとってはこの時期は店が休みになったり、タクシー料金が割り増しになったりと旅行に影響があることをご存知でしょうか?

そこで今回は、旧正月の台湾旅行に役立つ情報をお届けします!

<目次>  

旧正月の台北を楽しむための攻略ポイント

日本同様、台湾にも旧正月の年末年始は帰省ラッシュがあり、休業するお店も多くなります。この時期の台湾行きは、あまりおすすめできません。でもこの時期しか行けなかったり、春節と知らずに予約を取ってしまった人もいるのではないでしょうか。

この時期に旅行を楽しむための攻略ポイントは、以下の3つです。

■「無休」と記載されていても休業日、営業時間をチェックする!
台湾で「無休」というと年中無休というわけではなく、「曜日の決まった定休日がない」という意味。現地の人にとっては、旧正月の年末年始の「休業日」だけは特別と考えられてますから、普段は「無休」という店でも旧正月には休業することがあるんです。

ですからガイドブックに無休と記載されていても、お店のFBなどでできるだけ確認しておきましょう。レストランならホテルのフロントで電話予約してもらうと安心です。特に大みそかにあたる日のレストラン予約は必須と心得て。

■この時期にしか楽しめないところに行く!
 
春

手書きの春聯(チュンリエン)中華民国交通部観光局提供、葉英晉撮影

  年越しの歳末市をぶらぶらしたり、幸運を呼ぶ赤い紙「春聯(チュンリエン)」やお正月飾りを買いに行ったりしてはいかがでしょうか。春聯はお寺で配られていることもあるので、お寺巡りもいいですね。ちょうど年が変わる旧暦1月1日0時にお寺やお宮に参拝するのも年末ならではの楽しみです。

元旦になると、お寺やデパート前などで爆竹が鳴らされたり、獅子舞が行われることがあります。

■1都市集中型の滞在を!
都市から都市への移動は、年末の帰省ラッシュで鉄道も道路も航空も大変混み合います。この時期に台湾を訪れるなら「台北だけ」「高雄だけ」など1都市集中型の滞在にすると良いでしょう。

旧正月前に台北へ行くなら、年越しの歳末市をお見逃しなく!

旧正月前のこの時期、台北には「年貨観光大街(ニェンフォグァングアンダージエ)」と呼ばれる年越し商品を売る歳末市が開かれます。道の両側には年越しのご馳走や食材、お菓子、正月飾り、年賀カードなどのお店がずらりと並び、多くの買い物客で賑わいます。特にお菓子はふんだんに用意しておくのが習わしなので、色とりどりのお菓子が並びます。

この時期に訪れるならばぜひ立ち寄って、年越しの気分を味わってみてください!
 

この時期は割増料金! 旧正月のタクシー料金について

春節全台計程車加成資訊

春節(旧正月)のタクシーについて(画像は2017年版)

旧正月はタクシー料金が旧正月料金となります。期間や割増方法は地域によって異なりますが、過去の例ですと、高雄市は時間帯に関係なくメーター料金に50台湾元加算、宜蘭市は昼間に深夜料金のメーターで運転し、深夜には深夜料金に20台湾元加算するという方法をとっていました。

2020年の旧正月(1月25日が元旦)については以下の通りです。
 
タクシー

春節の烏来までのタクシー料金表

  • 台北市、新北市、基隆……1月20日0時~1月29日24時までの10日間、6時~23時までは通常料金にプラス20台湾元加算されます。夜間(23:00-06:00)はさらに20台湾元加算です。
  • 烏来、九分、十分、金瓜石なども春節料金(こちらはメーターに関係なく出発点と目的地によって固定料金)となります。

旧正月中の観光地やお店の営業は?

旧正月の連休の間、台湾の多くの店舗やレストランが休業します。最近は旧暦の大みそかや元日のみを休業とする店も出てきましたが、一般的には大みそかから、旧正月の4日までの合計5日間が休みです。

寺・廟
日本と同じようにお寺は初詣でにぎわいます。中に入れそうにないくらい混みあいますが、お正月気分を味わうのにはいいでしょう。お寺の近くの飲食店は営業してる可能性があるものの、開店しているお店の数が少ないので、ものすごい混雑になる可能性も覚悟してください。

■デパート・ショッピングモール
多くのデパートやショッピングモールが大みそか(2020年は1月24日)には17~18時に閉店し、お正月は元旦(2020年は1月25日)から営業です。

詳しい営業時間は例年、旧正月の1週間前くらいにならないと発表されません。参考までに2019年の旧正月の例をみますと、台北市内の新光三越は大みそかが11:00~18:00まで営業していましたが、新光三越南西店の人気レストラン欣葉と瓦城は19:30まで営業し、鼎泰豐は休業でした。そして元旦から5日間は11:00~22:00まで営業、南西店の鼎泰豐は元旦のみ休業していました。

台北にある大型スーパーのカルフールは、年中無休で通常営業しています。

■美術館、博物館、展望台など観光スポット
多くの観光スポットが大みそか(2020年は1月24日)は早めに閉館、その後1~2日休んで通常営業になるところが多数です。

■お土産店、茶葉店など
多くの店が大みそかから正月三が日まで休業します。中にはカクテルバー「和酒」のように、年中無休で営業しているお店もありますがごく少数と考えて。

西門町
若者の街、西門町は旧正月でも営業しているお店が多く、街の賑わいも元旦ならばいつもとそんなに変わらないくらいです。もともと西門町は午後から開くお店が多いので、遅めのスタートで訪れましょう。大みそかは閉まってるお店が多いので気を付けてください。
 

旧正月のレストラン・夜市

■レストラン 多くの店が休業しますので、営業日を確認していきましょう。朝食屋も休業しますので、ホテルは朝食付きのプランに。

■夜市
夜市

饒河街夜市 中華民國交通部觀光局提供:長榮國際股份有限公司

多くの店が連休に入りますが、近年では屋台は逆に休まず営業するようになり、それを目当てに家族連れが集まって賑やかです。士林夜市、華西街夜市、寧夏夜市など、どこも夜市としては開いていますが、休みの状況はそれぞれの店によって違います。お目当ての店が開いていたらラッキー!くらいに思って行くか、または確実に開いているレストランでグルメを楽しむのが得策です。

以上、旧正月(春節)に行く台湾旅行の楽しみ方と注意点でした!

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