グルメ・各国料理(海外)/世界のお茶・お酒・スイーツ他

世界のビール(3ページ目)

日本で最も多く消費されているアルコール飲料のひとつであるビール。でもそれは世界に数多あるビールのほんの1ジャンルに過ぎません。世界各地のご当地ビールは旅のシーンをより美味しく彩ってくれるはず!

古屋 江美子

古屋 江美子

旅行 ガイド

ライター。旅行やグルメを中心にWebや雑誌など様々な媒体で活躍。これまでに訪れた国は約40ヶ国。出産後は育児ジャンルにも活動の場を広げ、出身地である山梨県の「やまなし大使」としても様々な情報を発信中。現在は神奈川県在住。

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イギリス・アイルランドのビール

IPA
当時の味を現在でも飲めるテイストに改良したIPA
イギリスはエールのシェアが高いことで有名。「イギリスのビールはぬるかった」なんて思った人もいるかもしれませんが、ビールはキンキンに冷やして飲むだけがその楽しみ方にあらず。エールの多くは冷やしすぎず、ゆっくりとそのコクや香り、味わいを楽しむのが粋なのです。さっぱりした味わいの「ペールエール」から、濃くてどっしりしたボディの「ポーター」や「スタウト」まで種類も豊富。スタウトといえば、アイルランドのギネス社がおなじみですね。

ちなみにペールエールのうち、樽詰めしたものを「ビター」と呼ぶのですが、これは樽のなかでは酵母による発酵が進み、糖分が減ることで苦みが際立つため。ほかに植民地時代のインドへ運ぶためにホップを大量に加えたアルコール度数の高いビール「インディアペールエール」(IPA)などもツウ好みの味です。

 

その他ヨーロッパのビール

アムステル
現在はハイネケングループに属する「アムステル」
とくに有名なのは、オランダのハイネケン社やデンマークのカールスバーグ社。さまざまな商品を造っていますが、やはり主力となるのはラガーやピルスナータイプです。アムステルダムには「ハイネケン・エクスピリエンス」なるハイネケンの歴史やアトラクションを備えた施設があり、見学の最後には生ビールもいただけます。このほか、隣接するチェコやドイツに隠れがちですが、ドオーストリアも知られざるビール大国です。


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