エステ用語を覚えてみよう!
エステ用語を覚えてみよう!
<目次>
エステ用語【ア行】
■IPL(アイ・ピー・エル)Intense Pulsed Lightの略。レーザーよりも弱い、カメラのフラッシュのような光を照射することで、肌のハリや弾力、肌のくすみや薄いシミをケアする。脱毛目的で使用されるケースもある。
このIPLを使った施術を「フォトフェイシャル」と呼ぶ。現在ではどちらも一般的な美容用語として使われているが、本来は特定の企業が所有する商標名。
■アンチエイジング
シミやシワ、タルミ等、顔や体に現れる老化減少をくいとめること。
■RF(アールエフ)
顔や体に熱エネルギーを送り込む美容技術・マシンの総称。目的により、肌の再生能力を高めてハリや弾力を高めるもの、脂肪を燃焼させるもの、全身の代謝を活発化させるものなどがある。
■アーユルヴェーダ
世界の医学のベースになったとも言われる、インド5000年の歴史を持つ伝承医療。本来は治療や健康増進目的で行うものだが、たっぷりのオイルを使って全身マッサージを行うアヴィヤンガや、人肌に温めたオイルを額に20分前後たらし続けるシロダーラなど、痩身やリラックス効果が着目され、導入するスパやエステは数多い。
■アロマテラピー
花や草などから抽出される精油を使って、心身の健康や美容を増進させる芳香療法。ヨーロッパで誕生し、世界中に広まった。主にマッサージオイルやスキンケア製品に利用される。
■EMS(イーエムエス)
体内に電流を流すことで細胞や筋肉を刺激し、鍛えるための技術。筋肉トレーニングに近いの効果が得られるため、筋肉繊維を育て、基礎代謝を向上させる目的でつかわれる。
■イオン導入
別名イオントフォレーシス。皮膚に微弱な電流を流すことでイオン化した水溶液中の成分を肌の奥まで届ける技術。ホームケア製品も数多い。
■インディバ
電気メスの発明者であるスペインの物理医学博士ホセ・カルベット氏が開発した、電磁波エネルギーによる「高周波温熱機器」の総称。高周波を体内に向けて流し、体の一部、または全身の温度をあげることで痩身や、メタボ対策に活用されている。
■インドエステ
アーユルヴェーダにおけるオイルトリートメント「アヴィヤンガ」をベースに、日本で誕生した痩身目的のオイルマッサージ。
■エッセンシャルオイル
日本語では「精油」と呼ばれる。花や植物から抽出された芳香物質を含む天然の有機化合物。オイルと名前はついているが厳密には油ではない。アロマテラピーで使われる。
■エレクトロクレンジング
肌に微弱な電流を流すことで、普段のクレンジングでは取りきれない深部の汚れをとりのぞき肌を清潔に整える技術。
エレクトロポレーション |
■エレクトロポレーション
皮膚に電流を流し、細胞間に隙間を作ることで、コラーゲンやヒアルロン酸など塗るだけでは吸収されにくい分子の大きな美容成分を導入する技術。
エンダモロジー |
フランスで開発された、人気のボディケアマシン。ローリングと吸引を組み合わせた専用の施術装置を使って、セルライトを分解しボディラインを整える。肌の弾力を高める効果も。
エステ用語【カ行】
■カウンセリング主にトリートメントの前行われるクライアントとエステティシャンとの話し合いの時間。一人ひとりの肌や体型の悩みを明らかにした後、その日ベストと思われるトリートメントのプレゼンテーションが行われる。同時にクライアントの緊張をほぐし、互いが円滑にトリートメントに取り組むためのコミュニケーションツールにもなる。
なお、売り上げ重視のエステティシャンやサロンにとっては、クライアントの財政事情を探るためのリサーチの時間となる。
■カッピング
中国の民間療法の一つ。別名「吸玉両方」。ガラスやプラスチックで作られたカップ状の器具を体に当て、中を真空状態にすることにより、皮膚を吸引し、停滞した血液の循環を促す。表面的なコリ解消だけでなくツボを刺激し内臓へも働きかけると言われている。術後はうっ血する場合があるので、女性は行う部位とタイミングを選ぶ必要がある。
■隠れ家サロン
住宅街の一軒家など、場所や外観がエステサロンだと分かりにくいサロンのこと。
■岩盤浴
温めた岩盤の上に横にって体を温める、お湯の要らない温浴法。代謝を促進することで、自然治癒力を高める。ダイエットにも効果的。
■キャリアオイル
アロマテラピーにおいてエッセンシャル・オイル(精油)を、薄めるために用いられる植物油。様々な種類があり、「ベースオイル」とも呼ばれる。
■クリームバス
フルーツや植物などから作られた天然成分由来のクリームを使って頭皮や肩、腕のトリートメントを行う、インドネシアの民間療法。力強いマッサージと香りの良さで日本でも一躍ブームに。
■ゲルマニウム温浴
ゲルマニウムを溶かした42~43度の温水に両手・両足をつけるだけの部分温浴。発汗によるデトックス効果と、血行促進による代謝アップ効果の両方がかなう。
■高周波エステ
皮膚や脂肪の奥深くまで働きかける電気の力で、細胞を活性化させて熱エネルギーを発生させる美容マシン。体の奥深くから体温を上げていき、3~5℃、局所的に7℃まで上げられることができるため、代謝促進や脂肪燃焼目的で利用される。
■個人サロン
エステティシャンが個人事業主となり、マンションや自宅の一室を使って開いたサロン。常に当人に施術してもらえるというメリットと、サロンと客の心地よい距離を保つのが難しいというデメリットがある。
■ゴマージュ
小さな粒子を肌の上で転がすことで、不要な角質を取り去るスキンケア製品やその方法のこと。「スクラブ」と同義。
エステ用語【サ行】
■サウナフィンランド発祥の蒸し風呂のこと。体内の血流を促し、代謝を促進させるためエステやスパではトリートメントの前に利用することで効果アップを図る。
■住所非公開サロン
予約が完了するまで住所を明確にしないサロンのこと。個人宅やマンションなどで運営しているなど、やむをえない理由でそうする場合と、てっとり早く店のプレステージをあげるために故意に行う2パターンがある。隠れ家サロンの類似品。
■スカルプケア
頭皮のケアのこと。頭皮をマッサージして血行を良くして育毛を促進したり、毛穴に溜まったアブラなどを除去する。育毛、マッサージによるリラックス効果が期待できる。
■スクラブ
小さな粒子を肌の上で転がすことで、不要な角質を取り去るスキンケア製品やその方法のこと。「ゴマージュ」と同義。
■ストーンセラピー
自然界の石を用いた療法全般。温めた石で体のマッサージを行うもの、天然石が持つと一部信じられているスピリチュアルなパワーで、心身にヒーリング効果を促すものなど、様々な手法が存在している。
■スリミング
全身、または一部の痩身を行うこと
■セルライト
肌の表面に凸凹状態で現れる、脂肪のかたまりに老廃物や水分がたまったもの。血行不良や代謝不良が原因といわれ、セルフケアで解決するのは困難と言われる。
エステ用語【タ行】
■タイ古式マッサージ指圧やストレッチ、矯正を組み合わせた、着衣の状態で受けるタイ伝統のマッサージテクニック。
■タラソテラピー
タラソテラピー療法の一つ、アルゴパック |
日本語では「海洋療法」。海水・海藻・海泥など海の資源を用いて身体の内側から活性化させ、機能を高めていく、フランスではじまった自然療法。リハビリや治療の現場で活用され、現在ではストレス解消やデトックス、スキンケアなど幅広い目的で利用されている。
■超音波エステ
人の耳には聞こえない音の波を利用したエステのこと。毎秒何十~百万回に及ぶ高速の音の振動を利用して、肌を刺激。温熱作用とマッサージ作用で血液やリンパ液の流れを促進、毛穴の汚れを取り除き、新陳代謝を促す。
■ディープクレンジング
日常のケアでは除去しづらい肌深部の汚れを取り去るトリートメント。毛穴の黒ずみ、肌のざらつきをなくし、肌をなめらかに整える。
■デコルテ
首筋からバストにかけてのパーツを指す。
■デッドシーウォーター
イスラエルの死海から採取された、ミネラル分を豊富に含む水。ぬるりとしたオイル状の感触が特徴的で、保湿や肌深部の老廃物の除去、代謝アップなどの目的で、バスセラピーやボディパックで用いられる。
■デトックス
主に発汗で、体内の余計な水分や老廃物を排出すること。
エステ用語【ナ行】
■ナノエステナノ粒子のスチーム機器を使ったトリートメント。髪の内部に瞬時に潤いを閉じ込めるなど、主にヘアエステで用いられる。
エステ用語【ハ行】
■パーツエステイヤーエステは大ブームに発展 |
体の一部位にこだわったお手入れのこと。手、足、背中、ヒップ、バストなど部位ごとの悩みに対応したトリートメントが行われる。
■バックトリートメント
ニキビやムダ毛、くすみケアなど背中のお手入れ全般のこと。
■バリニーズマッサージ
花やフルーツ由来のオイルを用い、手のひらや指をつかって強めに全身をほぐす、バリ伝統のマッサージテクニック。
バンテージ |
植物エキス等をしみこませた、幅広くぶ厚い包帯で体の一部または全身を巻きあげる美容法。体を引き締めつつ、発汗を促すため、痩身メニューの仕上げなどで使われる。
■ピーリング
酸性の液体を肌に塗り古い角質をはがし、新しい皮膚の再生を促すもの。
■ピュリファイング
汚れを取り去るお手入れのこと。
■美容鍼
ハリウッドで話題となり、日本に逆輸入された美容目的の鍼灸トリートメント。小顔や食欲抑制などの目的で用いられる。鍼灸の資格を保持する施術者のみが行える。
■美容矯正
ボディラインのくずれや顔のたるみの原因を、身体の歪みにあると捉え、骨格や筋肉を本来あるべきバランスに戻すことで、美容的な悩みを解決しようとするテクニック。
■美容家
最新または独自の美容法を提唱する人のこと。必ずしもエステティックの技術者である必要はない。
■フィトテラピー
日本語では「植物療法」。ハーブを中心とした植物の治癒力を利用した治療法。アロマテラピーもこの中に含まれる。
■ファーミング
引き締めること。
■フェイシャル
顔のお手入れを行うエステの総称。
■ブライダルエステ
結婚式当日に最も美しい花嫁姿を演出するために行う全身トリートメントのこと。「フェイシャル○回、ボディ▽回」というパッケージを選ぶのが最も一般的な方法ではあるが、ドレスのデザインに合わせてそれをベースに内容をカスタマイズするのがツウ。
■ヘッドスパ
ヘッドスパ |
■ボディ
体のお手入れを行うエステの総称。
■ホワイトニング
美白目的で行う施術全般。
エステ用語【マ行】
■モイスチャライジング保湿を行うこと。
■メディカルエステ
脂肪吸引後のエンダモロジーや、リフト手術後のフェイシャルマッサージなど、本来は皮膚科や形成外科などドクター監修の元、治療を補助する目的で行うエステティックのこと指す。最近は単純にクリニックで行うエステメニューのことを指すこともある。
また、エステティックサロンが「メディカルエステ」を名乗る場合は、トリートメントに医師が開発したドクターズコスメを使用していたり、クリニックと営業提携しているケースが多い。
エステ用語【ヤ行】
■よもぎ蒸しよもぎを煎じて下半身を蒸す、韓国に伝わる民間療法。本国ではスチーム効果とよもぎの薬効成分により、婦人病、手足の冷え、更年期障害など女性特有の悩みに効果があるといわれている。発汗によるリフレッシュ感が人気で、これだけを単独で提供するサロンも存在する。
■予約が取れない
ベッドやスタッフの数に対し、クライアントの数がはるかに上回ってしまった状態のこと。
人気サロンに対するマスコミの褒め言葉ではあるが、その状態が長く続くと「どうせ電話しても取れないし」と、どこのサロンでもやや客離れ傾向が。騒がれはじめて平均一年くらいで再び予約が取れやすくなるので、その時がチャンス!
エステ用語【ラ行】
■リフティング加齢によるシワやタルミを取り除き、フェイスラインを整えることで、顔に立体感や若々しさを取り戻す施術全般
■リフレクソロジー
日本語では「反射療法」。足の裏や手のひらに存在するツボを刺激することで、全身の血流や各ツボに関係する内臓器官の働きを活性化させるもの。「リフレ」「足裏マッサージ」とも呼ばれる。
■リンパドレナージュ、リンパマッサージ
フランスのエミール・ヴォッダー博士が開発した、治療目的の手技療法。全身をめぐるリンパの流れに沿って、ゆっくりと軽いタッチでリズミカルに皮膚表面を押すことで、体内の老廃物の排出を促し、細胞本来の働きが回復させる。これを元に日本では痩身目的で行う強い揉み出しの「リンパマッサージ」が誕生した。
■ロミロミ
古代ハワイアンが医療として行っていた癒しの伝統的な手技療法。「ロミ」とはハワイ語で「もむ、押す、圧迫する」という意味。現在ではスパやエステ、リラクゼーションサロンの人気オイルマッサージとして支持されている。
エステ用語【ワ行】
■ワックス脱毛脱毛専用のワックスを使用して、ムダ毛を毛の根元から一気に抜き取る脱毛方法。広範囲のムダ毛を瞬時に抜き去ることが可能だが、脱毛の刺激で痛みを強く感じる場合も。何度か繰り返すことにより毛自体が薄く柔らかくなると言われている。
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