これぞ天然記念物牛丼の迫力! |
見島牛のお買得な部位を使った究極の牛丼を
見島牛のサーロインともなればかなりのお値段ですが、切り落としであれば、それほど高いものではありません。おもてなしの基本は客人に感動を与えることですが、見島牛の牛丼はまさにそうです。『天然記念物の牛丼』ともなれば、食べたくない人はほとんどいないでしょう。
牛丼らしい=吉野家的 ということになるかと思います。あまり上品に作ると牛丼ではなく、すき焼き丼になってしまいますので、ここはあくまでも牛丼です。
必要な材料は適当でもそれなりの味に仕上がりますが、基本はこの比率を参考にして下さい。なお、甘さ(砂糖の量)は白ワインの甘さによるので、お好みで調整して下さい。
用意する材料
バラ肉は上質な牛脂が魅力 |
タマネギ 1個半
醤油 120cc
甘口の白ワイン(甘口でないと駄目です) 450cc
鰹節と昆布のだし(だしの素でもOK) 300cc
赤ワイン・日本酒・お砂糖 各大さじ3杯
生姜とニンニクみじん切り、塩 各小さじ1
コショウ 少々
見島牛の牛丼の作り方
1:肉とタマネギ以外の素材を鍋に入れて、強火にかけて沸騰させ、半量になるくらいまで煮詰めます。※だしの代わりに、だしの素を使う場合は、8割程度に煮詰まればOKです。アルコールを飛ばす意味もあるので、30分程度は煮詰めたいです。2:ばら肉を入れて、しばらく煮ます。(もも肉をばら肉と一緒に入れても良いですが、もも肉に『ぱさつき感』が出ます)
3:ばら肉の脂が溶けて『しなっと』なったら、続けて、タマネギを入れます。
煮る加減は好みで、タマネギくたくた派か?シャキシャキ派か? |
5:熱々のご飯に肉とタマネギをのせ、お好みの量の汁をかけて完成です。もちろん、定番の紅生姜と七味はお好みの量です。
ポイント1
非常に単純な料理です。最初に白ワインの酸味とアルコールを飛ばす為に、強火で煮詰めるところがポイントです。他は適当でも、かなり美味しく仕上がると思います。
ポイント2
もう1つ忘れてはならないことがあります。肉を入れて、強火で沸騰した時の最初に出る大量のあくは、きれいに取る事です。後はそれほど気にする必要はないです。
そもそも、繊細な料理ではないので、あくも味わいのうちです。
今回のお肉はバラとモモの切り落としです。
天然記念物ですから、イメージから来るインパクトは横綱クラスです。味はもちろん◎です。
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