もりつけひとくふう
スペシャル
パルミジャーノのお皿を使ってもうひとしな
Piatti al Parmigiano
パルミジャーノのお皿を使ったリゾットメニューを御紹介します。
ホワイトアスパラとズッキーニのリゾット ビスマルク風 パルミジャーノ添え
Risotto di Asparagi Bianchi e Zucchini alla Bismark
con Parmigiano
【材料】二人分
イタリア米……………………160g
卵………………………………2個分
フレッシュ白アスパラガス…100~130g
ズッキーニ……………………1/2個
野菜のブイヨン………………約500cc
にんにく………………………1片
オリーブオイル………………大さじ2杯
パルミジャーノ………………大さじ2杯(すりおろし)
塩………………………………ひとつまみ
黒コショウ……………………適宜
シブレット……………………適宜(なくても可)
<パルミジャーノのお皿>
パルミジャーノ………………大さじ3~4杯(すりおろし)
【作り方】
<パルミジャーノのお皿を作る>
1. フライパンにすりおろしたパルミジャーノを入れ、底が見えない様、丸く薄く平たくする。
2. 弱火に火を入れ、ほんのりキツネ色になりそうな時、火を止め、絞ったタオルの上にフライパンをのせ、はじからそっとはずし、くぼみのある浅い皿にのせ、熱い内に皿型にする。
<リゾット>
1. アスパラガスは軽く筋をとり、食べやすい大きさに切る。ズッキーニも食べやすい大きさに切る。
2. 卵は、白ワインビネガー(分量外、酢でも可)を入れ、沸騰させた湯でポーチドエッグにする。
3. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、中火にし、にんにくの香りが出たら、アスパラとズッキーニを入れ、軽く塩をし、炒める。
4. 3の野菜にまんべんなくオイルが絡んだら、米を入れ、米粒にオイルがなじむように炒める。
5. お米がパチパチとしてきたら、溶かした野菜のブイヨンをひたひたに注ぎ、まぜながらリゾットを炊いていく。途中、水気がなくなったら足すという作業をくり返す(約20分)。
6. リゾットが炊けたら、火を止め、すりおろしのパルミジャーノを加え、ざっくりとまぜ合わせる。
7. 皿にパルミジャーノの皿を敷き、リゾットをのせ、まん中にくぼみをつけ、ポーチドエッグをのせ、黒コショウをふり、最後にシブレットを飾り、オリーブオイルをまわしかける。
【メモ】
・白アスパラガスが手に入らない場合、グリーンアスパラでもOK。
・最後にパルミジャーノを加えるので、塩は控えめにします。
・最後のパルミジャーノがリゾットをクリーミーに仕上げます。
・ポーチドエッグが苦手な場合、半熟のゆで卵でもOK。
・米はイタリア米が理想ですが、日本米でも「炊きすぎなければ」美味しくいただけます。
・シブレットの変わりにイタリアンパセリも可。なくてもOK。
・パルミジャーノもしくはグラナパダーノは、必ず「イタリア産」をお使いください。
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失敗してもとってもオシャレ
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失敗してもこんな風にあしらえれば天使の羽のようにオシャレに |
ちょっと難しそう。そんなのできない。なんてことを思って、つい敬遠しがちですが、失敗しても美味しく、オシャレに食べられるのがポイントです。ただし、イタリアのパルミジャーノチーズかグラナパダーノの「すりおろしたて」を使うのがポイントです。
失敗したら、割って天使の羽のごとく、砕いて振りかけのようにしても、その食感たるやプロの味。サラダにも合わせやすい、万能の調味料になります。
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