イタリアンの基本/イタリアンの基本関連情報

食卓で旅するイタリア紀行vol.1~ピエモンテ州~ チーズフォンデュ

人気のチーズフォンデュ。これはスイスだけのものではありません。イタリアにも美味しいチーズフォンデュがあるのです。簡単、手ごろに作れるので、イタリアの家庭料理としても人気のあるメニューです。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド


二人の休日
@イタリアンレシピ

せっかくの休日。二人で過ごすゆっくりとした時間で小さな旅に出かけませんか? 食卓で旅する美味しいイタリア旅行を御案内します。

今回は人気のチーズフォンデュ。北イタリアはピエモンテ州の地方料理。こちらで使われるチーズはヴァッレ・ダオスタ州のフォンティーナチーズです。ピエモンテ州の北からアオスタにかけてのちょっとしたテーブル紀行をお楽しみ下さい。

チーズフォンデュ
Fonduta

【分量】2人分
【材料】

フォンティーナチーズ…200g
牛乳………………………30~80cc
卵黄………………………2個
バター……………………20g
トリュフオイル…………適宜
牛乳………………………適量

ニンジン…………………適宜
ブロッコリー……………適宜
パン………………………適宜

【作り方】

  1. フォンティーナチーズは皮を取り、薄くスライスし、ボウルに入れ、牛乳でひたひたになる程度浸し、2時間程おく。
  2. 1のフォンティーナチーズを牛乳から取り出し、水気をふきとり、ボウルに入れかえ、分量の牛乳を入れ、湯せんで溶かしていく。
  3. トロトロと溶けてきたら、卵黄とバターを卵黄がダマにならないようにゆっくりと湯せんで合わせていく。
  4. フォンデュの鍋に移しかえ、最後にトリュフオイルをふり、茹でたニンジンとブロッコリー、好みのパンにつけていただく。

【ポイント】

  • 湯せんにかける牛乳は好みのトロミになる程度の分量で構いません。固めがお好きな方(素材につく量が多め)は、牛乳の分量を少なめにするのをお薦めします。
  • 本来は、アルバ産の白トリュフのスライスを使用しますが、手に入らない場合は、白トリュフオイルを数滴垂らすだけでも、風味が増して美味しく頂けます。
  • グリッシーニ等のパンも相性良く頂けます。

さて、料理を通じてアオスタと北ピエモンテの旅にでかけましょう!


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