2種類のりんごジャムを炊飯器で作る!
炊飯器で作るりんごジャム
それらを踏まえた上で、2つの炊飯器で、2通りの作り方をしました。殆ど同じ材料を使っていながら、全く違った風味のジャムができました。どちらも甲乙つけがたいほどの美味しさですので、どちらが好きか、作り易いかは、読んだ方の判断に委ねたいと思います。
初めに紹介するのは、炊いてる途中で何度か蓋を開けて、吹き上がり具合や煮つまり具合を目で確かめて判断し、手でスイッチを切って仕上げたもので、しっとり柔らかいジャムになりました。
紹介するジャムは、吹き零れを防ぐための仕掛けをした上で、スイッチが切れるまで炊いたもので、マーマレードのようなシコシコした食感が小気味良い、大変個性的なジャムになりました。
炊飯器で作るりんごジャムレシピ……やわらかタイプ
りんごジャム (やわらかタイプ)
■使用した材料■ 5合炊き炊飯器使用
・りんご .............特大1個(皮と芯を除いて520g)
・砂糖 ...............140g
・レモン汁(ポン酢で代用) ...........大さじ1
■作り方■
1. りんごを4つに割り、皮をむいて芯を取り、大きければ半分に切る。
2. 内釜に入れ、砂糖を加え、レモン汁を回し入れる。
3. 釜を上下にゆすって、りんごに砂糖をまぶし、普通に炊く。
4. 40分ほど炊いたら、蓋を開けて煮あがり具合を確認してみる。
たっぷり汁気があるようならまだ早い。 蓋を開け、沸騰してる煮汁が静まった時、煮汁がりんごの1/3程度の高さになったらスイッチを切る。
(今回は、スイッチを入れてから47分でスイッチを切りました。その炊飯器で白米が炊き上がる時間を基準にすると良いです。)
5. 釜を取り出して、木ベラでりんごを切ってかき混ぜる。
(簡単にジャム状に崩れます。)
6. 熱いうちに清潔な容器に入れる。
甘さ控え目のジャムが完成!
炊飯器ジャム二種
紹介したのは、炊いてる途中に蓋を開け、煮上がり具合を目で確かめて判断し、手でスイッチを切って作った、しっとり柔らかいジャムでした。 このページでは、最後まで炊くバージョンを紹介します。皮と一緒に炊いて、皮の赤をジャムに移して、色よく仕上げます。ジャムと言うよりもシロップ煮といった感じの味わいで、添え物ではなく、そのままデザートとしても通用します。煮た皮を紅茶に入れれば、 アップルティーが楽しめます。
炊飯器で作るりんごジャムレシピ……しこしこタイプ
りんごジャム(しこしこタイプ)
■使用した材料■ 5合炊き炊飯器使用
・りんご .............2個(皮と芯を除いて520g)
・砂糖 ...............200g
・レモン汁(ポン酢で代用) ...........大さじ1
■作り方■
1. りんごの皮をむき、4つに割って芯を取り除き、厚さ2~3ミリに切る。
2. 内釜に入れ、砂糖を加え、レモン汁を回し入れ、釜を上下にゆすって砂糖をまぶす。
3. その上に、赤い方を下にした皮をのせ、アク取りシートに水を含ませて手でギュッと握って絞ってのせ、りんごの皮数枚で重しをして、普通に炊く。
(シートが蒸気で舞わないようにする小技2つ)
4. スイッチが切れたら、シートと皮を取り除く。
5. 木ベラでかき混ぜて清潔な容器に移す。
6. 紅茶カップに皮とティーバックをいれ、熱湯を注いでしばらく待てば、おいしいアップルティーの出来上がり。
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