春の東北:桜やすいせんなどの花を楽しむ
緯度が高いこともあり、首都圏よりは春の訪れが遅い東北地方。桜の開花情報が聞こえてくるのは毎年4月中旬頃です。日本三大桜の一つ、三春の滝桜(福島県)がある三春は、梅、桜、桃の花が一斉に咲くことから"三春"という地名がつけられたという説があります。
【岩手】北上展勝地の桜並木(2006年5月撮影) |
桜以外では、みやぎ蔵王えぼしスキー場でスキーシーズン終了後のゲレンデ一面をたくさんのすいせんが彩る風景を楽しめたり、田沢湖近くの刺巻湿原(さしまきしつげん、秋田県)にて、水芭蕉の群生を見ることができますね。
夏の東北:美しい緑とお祭りの賑わい
【秋田】男鹿半島・八望台から眺める二ノ目潟と戸賀湾(2004年8月撮影) |
また夏の東北で忘れてはいけないのがお祭り。真夏には有名なお祭りがたくさん行われますね。
特に知られているのは、「青森ねぶた祭」、「秋田竿燈(かんとう)祭」、「仙台七夕まつり」、「山形花笠まつり」。他には「弘前ねぷたまつり」、「五所川原立佞武多(たちねぷた)祭り」など。お祭り独特の雰囲気で大きく盛り上がりますよ。
お祭り以外の日でも祭りの雰囲気を味わえるような観光施設(あおもり自然公園ねぶたの里、秋田・民族芸能伝承館、津軽藩ねぷた村、五所川原・立佞武多の館など)がありますので、立ち寄って見るのも良いですね。
秋の東北:紅葉・黄葉に感動
秋の東北は、北海道に続いて訪れる素晴らしい紅葉・黄葉が各地を彩ります。【青森】八甲田・睡蓮沼の紅葉・黄葉(2007年10月撮影) |
この時期賑わうのが、山形県各地で行われる芋煮会。季節限定のご当地グルメとしてぜひ食べておきたい所です。