ガーデニング・園芸/ガーデニング関連情報

十二月の庭仕事

日に日に寒さが募る師走、クリスマスのデコレーションで華やぐ街も、年末に向けて気ぜわしくなる時期です。今回は、そんな十二月にしておきたい庭仕事をまとめました。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

クリスマス
クリスマスに忘年会、年末の大掃除と気もそぞろとなる季節
日に日に寒さが募る、師走となりました。山地だけでなく平野でも雪が舞い始め、クリスマスのデコレーションで華やぐ街も、年末に向けて気ぜわしくなる時期です。今回は、そんな十二月にしておきたい庭仕事をまとめました。

なお、それぞれの項目に関して解説した「ガイド記事」、関連する「おすすめINDEX」へのリンクもありますので、そちらもご参照ください。
※作業内容は、一つの目安です。お住まいの地域の気候により、作業適期がずれる場合があります。

ガーデンプラン
庭が冬ごもりの間に、じっくりとプランニングを

十二月の草花管理

これから年末に向かって、大掃除に年賀状の準備など日々雑事に忙しくなってきます。まだ花壇の片づけが済んでいない場合は、十一月の庭仕事に準じて早めに作業を終わらせましょう。

耐寒性宿根草には、防寒と乾燥防止のマルチングを施します。木枯らしが吹くと庭に出るのも億劫になりがちですが、秋植え球根を植え付けた鉢などは、水やりを忘れないようにしましょう。
ハボタンやガーデンシクラメンなど寒さに強い植物で寄せ植えを作っておくと、冬枯れの庭に彩りを添えてくれます。サンタクロースやトナカイなどのガーデンピックを飾ると、クリスマスムードも高まりますね。

庭の作業が一段落するこの季節は、じっくりと来シーズンのガーデニングプランを立てる好機です。今年一年間の庭を振り返り、良かった点・悪かった点などを踏まえて植栽プランなどを練りましょう。

関連ガイド記事】
【クリスマスの寄せ植えを作ろう】
【葉牡丹を楽しもう!】
【シクラメンを楽しむ】

関連おすすめINDEX】
【季節の花と庭仕事】
【庭をデザインしてみよう!】

サボテンと多肉植物
室内管理では徒長しがちなので、良く日に当てよう

十二月の観葉植物

この時期の観葉植物は、ほとんどが室内管理となります。水やりは葉のしおれ具合でタイミングを図っても良いのですが、過湿の場合でも同様に葉がしおれてくるので注意が必要です。
葉の状態や土の乾き具合を確かめた上で、水やりをしましょう。空気も乾いていますので温湿計などを利用して湿度管理に注意を払い、適宜葉水もしてあげると良いですね。

また十一月の管理同様に昼夜の温度変化が激しい場所では、トロ箱や段ボールなど身近な物を使って防寒対策を図りましょう。病害虫では、カイガラムシに注意します。室内の暖かい環境では、アブラムシが発生していることもあるので、水やりのときにでも枝葉の陰などもチェックするクセをつけておきましょう。

【関連おすすめINDEX】
【病害虫】

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