以前、ガイド記事「種から育てる花」で種まきの方法をご紹介しましたが、知識としては何となく理解できてもやっぱり何だか難しそう、という方も少なくないようです。種を蒔いてもどうもうまくいかない、という声もきこえます。

そこで今回は、「土に埋めるだけ・間引きの手間がない・種類によっては数年間植えっぱなしでもOK!」という、球根の植え付けにチャレンジしてみましょう。
ちょうど10月~11月は、秋植え球根の植え付けに最適な時期となっています。店頭にもチューリップ、ムスカリ、クロッカス、ユリ、水仙といった定番ものが並んでいる時期。
庭のデザインに基づいて開花時の草丈を考慮したり、カラーデザインで揃えてみたり…開花時の写真を参考に好みの花の球根を選んで、植えてみましょう。

さて、「埋めるだけ・手間なし・植えっぱなし」とお手軽な球根ですが、それでもいくつか注意点・ポイントがあります。以下にまとめてみましたので、参考にしてください。


★球根の選び方

品種別にバラ売りされている球根の場合、ひとつひとつ手にとって吟味して選びましょう。
ポイントは、大きくて重みがある・硬くしまっている・傷やデコボコがない・斑点などが出ていないこと。特に発根部に傷があるのはNG!
ネット売りされているものは、触って確かめます。一見きれいに見えても、触ってみて中がスカスカだったりフニャフニャしてるものは発芽しません。

★球根の消毒

植え付け前にちょっと一手間、殺菌剤による消毒です。

作業は、品種別に球根をネットに入れて、薬液に浸けこみます。

使用する薬剤は、ベンレート水和剤、オーソサイド水和剤、ホーマイ水和剤などです。この薬剤を添付の説明書に従って、水で薄めて使用します。
だいたい30分くらい浸して、その後球根を陰干しにします。

必ずしも必要な作業ではありませんが、球根腐敗病の防除になります。