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トランスバールヨロイトカゲ

スキンクも第40弾です!!やっぱりカッコイイ!!漢のトカゲ・ヨロイトカゲからあんまり見ることができないトランスバールヨロイトカゲです!!

執筆者:星野 一三雄

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トランスバールヨロイトカゲ

学 名Cordylus vittifer別 名:-英 名:Transvaal Girdled Lizard分 布:アフリカ南東部(ボツワナ南東部、南アフリカ北東部、スワジランド、モザンビーク南西部)全長:頭胴長75-85mm 最大95mm

アフリカの南東部に分布する小型のヨロイトカゲです。

本種はよく流通するヒナタヨロイトカゲよりもやや大きく、尾をはじめ、全身のトゲがやや発達しています。場合によっては別種とされるC. machadoi をナミビアの個体群の亜種C. vittifer machadoi とすることもあるようです。

体色は写真の個体のように暗色のバンドに明色の背中線のストライプが走る個体が多いようで、頭部には黄色のスポットが入るのが普通のようです。また体側は黄色からオレンジ色に発色し、この手の小型のヨロイトカゲとしては、ややカラフルと言えます。

他の小型ヨロイトカゲと同様にやや乾燥した岩場などを住み家としています。

胎生で初夏に全長65-75mmの幼体を1-4頭出産します。

分布域から考えると、他のヨロイトカゲと一緒に流通しても良さそうなのですが、ほとんど流通することはありません。

温帯性のトカゲとして飼育できると思われますが、当然、この手のトカゲは不動の人気を誇りますから、高価であり誰でも購入して飼育できるモノではありません。しかし、やっぱりカッコイイですよね。ヨロイトカゲは。
トランスバールヨロイトカゲ
撮影協力:ペポニ
赤っ恥をかかない程度の知識
  • ほとんど流通しない小型のヨロイトカゲ
  • 背中の斑紋が美しくややカラフルな印象
  • 胎生
  • 乾燥と強い紫外線が必要だが、温帯性種として飼育できそう
  • 高価
飼育の基本情報飼育容器できれば60cmクラス以上の容器で床面積がなるべく広いもの温度基本は25℃程度。ホットスポット下は40℃以上程度にしてケージ内に温度勾配を作る。夜間はすべての保温は止める照明メタハラや強い紫外線を多く含む爬虫類用の紫外線灯が必要。バスキングランプも必須。できれば直射日光で日光浴をさせる床材砂をやや厚めに敷く容器内レイアウト流木やブロックなどでレイアウトしてシェルターを兼ねたバスキングスポットにする。小さめで倒れない水入れも必要餌昆虫食性基本的な世話乾燥系トカゲの飼育に準ずる
  • 毎朝霧吹きを行う
  • ※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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