驚愕の初流通種たち
最後は、やはり喜ばしいニュースである、今年注目された初流通種たちを振り返ってみましょう。今年の最大のサプライズは5月に流通したアホロテトカゲで決まりでしょう。
まさかこれが流通するとは...と多くのファンを驚かせました。特にアホロテは他の両爬の初流通種と異なり、大体この手の生き物がわかっているならば、その価値がわかるという「わかりやすい」種類ですから。
また8月には、トゲオアガマファンが本当に涙を流して喜んだトーマストゲオアガマが流通しました。本当に流通するなんて、とあきらめられていた種類だそうですので、彼らの喜びは言葉では表現できないことでしょう。
また時期は前後してしまうのですが、昨年末から今年の初めにかけて流通したアオマルメヤモリは、仮に「初」でなくともあの体色はとてつもない衝撃であることは間違いありません。
アホロテ同様に、中南米の種は他にも驚かされる流通が多かったようで、ブラジルツノガエルとかルビダヤマガメとか、実にバラエティ豊かで、私たちを楽しませてくれました。
年の瀬も迫ってから
よく考えてみたら、毒蛇のニュース以外は、今年は暗い話題は少ないまま終わるのかと思ったのですが、ここ数週間を見てみると「ツボカビの危険性の疑問視」「動物愛護法の変な改正案」
などという話題も出てきてしまって、なんだか新しい年も激動になりそうな感じでちょっと怖いです。
さらに、これから調べて記事にしようと思っているのですが
「カエルの新しい脅威・ラナウィルス」
も心配なニュースではあります。
と、まあ振り返れば、いろいろなことがあった2008年ですが、私個人としては最大の出来事として
「祝・星野初出版!」
ってことでイイですよね!?
まだ買ってない人は、お早めに!!
というわけで、来年もAll About両爬ガイド星野一三雄をよろしくお願いいたします!!
それではみなさん、よいお年を!!
<過去の両爬界 年末重大ニュース記事>
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