全国の両爬ファンの皆さん、コンニチハ!!

なんか、ちょっとの間だけ、ぼーっとしていたら、大変な騒動になっていましたよ。「ツボカビ」の話が。まさに「ツボカビ『新』騒動」って感じ。
今回は、そんな騒動に関して、久しぶりにツボカビの話をちょっとだけ書いておきましょう。

これまで

カエルツボカビに関する2008年12月現在までの騒動はご存じとは思いますが、一応関連記事のリンクを貼っておきましょう。
緊急記事・カエルツボカビ症

かいつまんで箇条書きにすると
  • 両生類の表皮に寄生して病気を起こさせるツボカビという菌類が存在する
  • オーストラリアや中米でツボカビが原因と思われる、カエルの絶滅、激減事案がある
  • 2006年12月に国内でも、飼育されているカエルからツボカビが検出された
  • 2007年1月に「カエルツボカビ症侵入緊急事態宣言」が発表された
  • ツボカビを野外に拡散させないように両生類の飼育、生息地への踏み入れにはさまざまな注意が必要である
  • 特に両生類飼育者・販売者は生体や飼育水の消毒、死体の焼却などが推奨されている
  • その後の調査で、国内の野生の両生類からもツボカビが発見されている
  • ツボカビは両生類以外には感染しない。もちろん人間に直接被害を与えるものではない
という感じでしょう。
もちろん、いくつかの研究チームがずっと調査・研究を続けており、さまざまな事実も次々に発表され続けています。

今回の騒動

さて、今回の「『新』騒動」とはどのようなことなのでしょう?

ことの発端は2008年12月11日に某大型SNSに書かれていた個人の日記でした。
そこに書かれていた内容を元に、SNS内では
ツボカビは安全
飼育水を消毒せずに捨ててもイイ
というような情報が錯綜し出しました。
もちろん、この騒動はSNS内にとどまらず、SNSの外にも流れだし、利用していない関係者の耳にも入るに至っています。

情報の出所が、どことか、その内容をどう捉えるか、とかそういう議論は置いて、大切なのは、今回の「新しい情報が何なのか」ですので、次にそこに絞って解説をしていきましょう。