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クロクビドクフキコブラ

毒ヘビ51匹飼育事件の記事をアップしたことに関連して、先だってスネークセンターで撮影してきた毒ヘビたちをこの機会にアップです!毒を吹きかけるクロクビドクフキコブラです!

執筆者:星野 一三雄

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クロクビドクフキコブラ

学 名Naja nigricollis別 名:クロクビコブラ英 名:Black-necked Cobra 分 布:エジプト南部から南アフリカ北東部全 長: 100-220cm 

アフリカ大陸に広く分布するコブラです。

3亜種に分けられることがありますが、それぞれを別種とすることの方が多いようです。

背面は黒色から暗褐色で、腹面は広げることができるフードの部分のみ黒色で、そこから後ろは白色です。ただし、個体差による変異も知られており、赤褐色や緑がかる個体も知られています。

一般的にはサバンナや乾燥林などに生息していますが、海岸近くにも生息していることが知られています。夜行性が強いと言われていますが、薄明薄暮に活動性が高まるようです。

卵生で10-24個の卵を産み、60-70日で20-25cmの幼体が孵化します。

名前の通り、危険が迫ると敵の目に向かって毒を霧状に噴射する生態が知られている毒ヘビです。噴射の能力は優れていて、3mもの距離を噴射でき、さらに正確に敵の目を狙うことができるそうです。

マウスのLD50値は0.44mg/kgということなので、毒はかなり強い方に分類されると考えて良いでしょう。

ただ、海外のサイトなどを見ると飼い方が出ていたり、さらにはハンドリングに関しても触れていたりして...恐ろしい。何、考えているのかと。

動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要ですが、まず許可はおりません。

クロクビドクフキコブラ
ジャパンスネークセンターの展示個体
赤っ恥をかかない程度の知識
  • アフリカに広く分布するコブラ
  • 毒を吹きかける能力を持つ
  • 卵生

飼育の基本情報飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません※解説海外サイトを参考にしました。

<関連記事>
毒ヘビ51匹事件
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