Q.7 毒ヘビの飼育・流通などを罰する法律はないのか

Q.6までをお読みいただければわかるように、動物愛護法だけです。

毒ヘビは、種類によっては人間に対して十分な殺傷能力を持っていますから、いわば「武器」「危険物」と言えます。
銃や刀剣類に銃刀法があったり、危険物には消防法、爆発物や火薬には火薬類取締法があって許可があれば扱うことができるように、毒ヘビには動物愛護法があって許可があれば取り扱うことができる、ということなのです。

Q.8 そもそも毒ヘビなんて飼うことができるのか

一般の方から見れば、毒ヘビを飼うことなんて物理的にムリなのではないかと思われるでしょう。
しかし、あくまでも飼育の技術、飼育施設という面だけで見れば、取扱い時に咬まれないようにすること以外は、普通のヘビを飼育することとなんら変わりません。
スネークセンターにて
エジプトコブラ


もちろん、飼うことを推奨したり肯定したりするものではないことは強調しておきます。

Q.9 毒ヘビを51匹も飼育するなんて異常なのでは

確かに、これだけの数の毒ヘビばかりを飼育するというのは、前代未聞です。

ただし、ヘビの飼育というのは、一般の方が考えているよりはずっと容易なことであり、複数を飼育することも可能なのです。

Q.10 あんなプラスチックケースで毒ヘビを飼育するなんて危ない

その通りです。
強度を考えた場合、万一のことがあったならば、容易に破損してしまいます。
もちろん、知事の許可を得るためには、十分な強度を持った飼育施設を使わなくてはいけません。

Q.11 何のために毒ヘビを飼育するのか

最初の頃にニュースでよく聞かれたフレーズです。
もちろん殺傷能力がある「武器」にもなり得る毒ヘビですから、例えばテロとか、そういう犯罪に利用するため、という憶測をされてしまうのはムリのないことでしょう。

しかし、両容疑者を擁護するつもりはないのですが、単純に「毒ヘビが好きだったから」でしょう。理解はされにくいですが、犬や猫、熱帯魚が好き、というのとそれほど異にする感覚ではないのが正直なところです。

ただ、それらに魅力を感じることと違法行為や周囲の人に迷惑をかけてまで、それを実行してしまうことは別の問題です。