キングブラウンスネークの基本情報
キングブラウンスネーク学 名:Pseudonaja nuchalis別 名:マルガスネーク英 名:King Brown Snake, Mulga Snake 分 布:オーストラリアの南東部沿岸域を除くほぼ全土全 長:最大 2.75m
オーストラリアでウェスタンブラウンスネークと並んで分布が広く、しかも非常に大きくなる毒ヘビです。
分布が非常に広いため、体色の個体差も大きく、写真の個体のようにオリーブグリーンから黒色に近い褐色までさまざまですが、基本的に鱗が黒く縁取られており網目状の模様を作ることが多いようです。また全身にオレンジ色の斑点が散在する個体も存在するようです。
熱帯雨林に近いような場所から砂漠まで、実にさまざまな環境に生息しており、昼間は倒木の下などに身を潜めています。基本的に夜行性で、さまざまな脊椎動物を食べていますが、帰化しているウサギなども襲って食べています。
毒は、タイパンやブラウンスネーク、デスアダーなどに比べると弱いのですが、大型で毒の注入量が多く、動きも速くよく噛みつくため、非常に危険なヘビの一つです。
繁殖生態は卵生で、1回に12個ほどの卵を産むことが知られています。70日ほどの期間をかけて25cmほどの幼体が孵化します。
私も何回かのオーストラリア旅行で、生きた野生の個体は見たことはありませんが、何度か道路で轢かれているのを見たことがありますので、分布が広いだけでなく、個体数も多いと思われます。
毒ヘビではありますが、写真のようなオリーブ色の個体はなかなか美しくて魅力的なヘビです。それでも、とてもじゃありませんが捕まえるような気にはなりませんが。
動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要です。
赤っ恥をかかない程度の知識
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キングブラウンスネークの飼育方法
安易な飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません ※解説海外サイトを参考にしました。【関連記事】