アジアウキガエルの基本情報と飼育方法!
アジアウキガエルの飼育方法とは
アロワナの餌として大量に輸入されているアジアの水生のカエルです。
アカガエル科のカエルですが、ほぼ完全に水生で陸上に上がることはめったにないようです。名前の通り水田や池、沼地などの水面に目だけを出して浮かんで生活をしています。
同様の生活をするカエルは近縁種も含めて多いようで、流通する「餌ガエル」の中には、明らかに別種であろうと思われる個体も混じっていることが多いようです。
体色は褐色からオリーブ色のものが多く、背面に目立つ緑色のストライプが走っているものが多いようですが、ストライプがない無斑の個体もいます。目は上方にあり水面で生活していることを物語っています。特に後肢の水かきが大きく発達しています。
基本的に平地の水場に生息し、水面に浮かんで、落ちてきた昆虫などを食べているようです。繁殖期にはメイティングコールを行い、産卵を行います。
なぜか、ネット上に生態の情報がほとんどなく、やはり餌用として軽視されているのか、と考えてしまいます。
おそらくいる場所には、夥しい個体数がいるのでしょうけども、香港では激減しているそうですから、やはり無尽蔵にいるわけではないわけです。餌用にとりすぎて気づいてみたら希少種、なんてことにならなきゃいいんですけど。
というわけで、私たち両爬ファンくらいは、本種をペットとして飼育してみてもいいのではないでしょうか?飼育はそれほど難しくなく、よく慣れてかなりかわいいらしいですので。何より安いし。たぶん、日がな一日プカプカ浮いている彼らは、癒し系カエルであるに間違いありません。