アジアウキガエルの基本情報と飼育方法!

アジアウキガエル
撮影協力:Owner's fish
アジアウキガエル
学 名Occidozyga lima別 名:ウキガエル、餌ガエル英 名:Floating Frog, Puddle Frog, Rice Paddy Frog, Pointed-tongue Floating Frog分 布:東南アジア(中国南部、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア、タイ、バングラデシュ、インドネシア、マレーシア、インド東部)全 長:4cm

アロワナの餌として大量に輸入されているアジアの水生のカエルです。

アカガエル科のカエルですが、ほぼ完全に水生で陸上に上がることはめったにないようです。名前の通り水田や池、沼地などの水面に目だけを出して浮かんで生活をしています。

同様の生活をするカエルは近縁種も含めて多いようで、流通する「餌ガエル」の中には、明らかに別種であろうと思われる個体も混じっていることが多いようです。

体色は褐色からオリーブ色のものが多く、背面に目立つ緑色のストライプが走っているものが多いようですが、ストライプがない無斑の個体もいます。目は上方にあり水面で生活していることを物語っています。特に後肢の水かきが大きく発達しています。

基本的に平地の水場に生息し、水面に浮かんで、落ちてきた昆虫などを食べているようです。繁殖期にはメイティングコールを行い、産卵を行います。

なぜか、ネット上に生態の情報がほとんどなく、やはり餌用として軽視されているのか、と考えてしまいます。

おそらくいる場所には、夥しい個体数がいるのでしょうけども、香港では激減しているそうですから、やはり無尽蔵にいるわけではないわけです。餌用にとりすぎて気づいてみたら希少種、なんてことにならなきゃいいんですけど。

というわけで、私たち両爬ファンくらいは、本種をペットとして飼育してみてもいいのではないでしょうか?飼育はそれほど難しくなく、よく慣れてかなりかわいいらしいですので。何より安いし。たぶん、日がな一日プカプカ浮いている彼らは、癒し系カエルであるに間違いありません。
 

赤っ恥をかかない程度の知識
  • 南アメリカ原産
  • 指先に星状の感覚器官あり
  • 東南アジアに広く分布
  • ほぼ水生
  • 水面に浮いて生活しているのが普通
  • 飼育はしやすい

アジアウキガエルの飼育方法とは?

飼育容器 フタができる水槽やプラケース
温度 観賞魚用のヒーターで18-25℃に保温する。特に冬は保温が必要
照明 観賞と水草育成のために熱帯魚用の蛍光灯を設置すればよい
床材 必要ないが、好みで観賞魚用の砂など。角がなくなめらかな素材を使う
容器内レイアウト 観賞魚用の水中フィルターを設置する方がよい。カメの浮島などの陸地を設置する。水草を植えても良い
コオロギなどを水面に落としてもいいが、冷凍赤虫なども食う
基本的な世話 水生カエルの飼育
  • 観賞魚のように飼えばよい
  • 水質の悪化に注意する
  • ときどき水換えをする
  • 餌用に売られているものは痩せていたり体力が落ちたりしているので、落ち着かせて多めに餌を与える
  • 低温の処理で繁殖が誘発できることもある
※「飼育の基本情報」は「ビジュアルガイド カエル2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。