コーンスネーク・キャンディケインの基本情報
画像提供:桔梗屋
学 名:Elaphe guttata guttata※2002年から新しい学名としてPantherophis guttata guttata も使われている別 名:-英 名:Candy Cane Corn Snake分 布:アメリカ合衆国東南部(フロリダ州のマイアミ周辺の個体群)全 長:80~120cm 最大182cm
コーンスネークの地域個体群であるマイアミフェイズのアルビノ個体です。
フロリダ州のマイアミ周辺に分布するコーンスネークは、本来のノーマル個体だと褐色である地色が薄く灰色がかっていることが特徴です。これによりより赤いブロッチ部分が強調されメリハリのある地域個体群として知られています。
本品種は、マイアミフェイズのアルビノであり、より白と赤のコントラストが強くなり、もっとも「紅白のヘビ」という印象が強い品種です。ただし理想的には純白になってほしい地色に赤色や黄色が発色してしまう個体も多いようで、クオリティが高い個体にはなかなか巡り合うことは難しいようです。
なお、マイアミフェイズのハイポメラニスティックス(減黒色色素)がクリムゾンです。
名前の由来は、紅白の細長いヘビということで、クリスマスの飾り付けに使われるステッキの形をした紅白のアメ菓子である「Candy Cane」からです。なかなかイかしたネーミングですよね。
というわけでクリスマスにちなんでみましたー。みなさんもいかがでしょう?二人の愛を象徴する聖夜の演出に...いや、しねーな。
その他の情報はノーマルコーンの項を参照して下さい。
赤っ恥をかかない程度の知識
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コーンスネーク・キャンディケインの飼育方法
飼育容器フタがしっかりとできるプラケース。高さの低いフラットプラケでも可。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい。
温度
特に保温の必要はないが、消化不良をふせぐためフィルムヒーターをケースの下に敷くと良い。繁殖を考えるのならば冬期に12℃程度で3ヶ月くらいクーリング。
照明
特に必要なし
床材
ウッドシェイブなど。新聞紙やクッキングペーパーでも良い。
容器内レイアウト
体全体が浸かるような水容器とシェルターを設置する。
餌
大きさに合わせたマウス。冷凍を解凍したものでよい。
基本的な世話
いわゆるナミヘビの飼育方法
- 脱皮前はそっとしておく
- シェルターは脱皮の時のとっかかりになるようなザラザラした素材
- など
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