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セントラルパイソンの基本情報

セントラルパイソン!爬虫類・ヘビの基本的な知識と飼育方法

セントラルパイソン!爬虫類・ヘビの基本的な知識と飼育方法

画像提供:桔梗屋
 
学 名Morelia spilota mcdowelli別 名:ブレッドルパイソン、セントラルカーペットパイソン、チュウオウニシキヘビなど英 名:Centralian Pythons, Bredl's Python, Centrilian Carpet Python分 布:オーストラリア中央部(ノーザンテリトリー)全 長:1.5-2.4m

オーストラリアの内陸部の乾燥地帯に分布する美しいパイソンです。

カーペットパイソンの亜種Morelia spilota bredli とされることもあるようですが、最近は独立した種として認識される方が多くなってきたようです。

斑紋のパターンはカーペットパイソンに似ているのですが、背面のクリーム色の明色部が極端に少なく、暗色の部分が細く黒に縁取られた鮮やかな赤褐色から赤紫色になっていきます。特にハイポメラニスティックの個体がよく知られており、黒色部分がほとんどなく全身が赤色になり非常に美しくなります。また生息環境柄、地表性が強いのか、他のカーペットパイソンよりもやや太短い印象になります。

乾燥した岩場や草原に生息していてネット上でもそのような場所で撮影された野生個体の写真などを多く見ますが、実際には水場が近くにあるような場所で多く見られます。

オーストラリアの春にあたる11-12月が産卵期で、7-47(平均20)個の卵を産みます。孵化期間は他のカーペットパイソンよりも長く65-70日程度かかります。

オーストラリアの野生生物は輸出が禁止されているため、永らく幻かつ至高のパイソンとして、多くのファンの憧れだったのですが、EUを中心にCB化され、また国内でも繁殖に成功してようやく流通するようになりました。

流通する幼蛇は他のカーペットとあまり変わった印象がないのですが、多くの個体は成長するにつれ劇的に赤みが増していくようです。

残念ながら、もちろんまだまだ高価で気軽に購入できる種類ではありませんが、着実に価格が現実的なレベルになってきていますので、いつかはこの憧れのパイソンを飼えるようになる日が来るのかもしれません。ちょっと大げさか。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

赤っ恥をかかない程度の知識

  • オーストラリア原産の高価なパイソンの一つ
  • カーペットパイソンの亜種の一つとされることもある

  • 赤っぽくなるのが特徴
  • 高価だがCB個体が流通している
  • 飼育は難しくない
 

セントラルパイソンの飼育方法

飼育の基本情報
〈飼育容器〉    
サイズに合わせてプラケース・衣装ケース・爬虫類専用ケースなどを使う。高さはそれほど必要ないが運動量は大きいのでやや広めにとる。

〈温度〉    
昼はホットスポットを32℃くらいにし、その他の場所は最低26℃程度に。夜間は24~27℃程度に保温する。

〈照明〉    
ホットスポットのみだが、海外のサイトでは紫外線も必要とされることがある

〈床材〉    
幼蛇の頃はやや多湿を好むので水苔などを敷くと良いが、成長したら何でも良い

〈容器内レイアウト〉    
一応、登り木と倒されない大きさの水容器を設置する

〈餌〉    
大きさに合わせたマウス・ラット。冷凍を解凍したものでよい

〈基本的な世話〉    
  • 幼体時はやや高温多湿にする
  • 水は毎日交換する
  • 大きすぎる餌による吐き戻しに注意する
  • 他のカーペットパイソンよりは間違いなく乾燥に適応しているため、あまり多湿すぎるのは良くないと思われる
など

※「飼育の基本情報」は海外サイトおよび「大蛇世界(マリン企画)」を参考にしました。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。