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ジャングルカーペットパイソン!爬虫類・ヘビの基本的な知識と飼育法
写真提供:レプタイルストア ガラパゴス
 

ジャングルカーペットパイソンの基本的な知識

学 名Morelia spilota cheynei別 名:ジュウタンニシキヘビ英 名:Jungle Carpet Python分 布:オーストラリア(クイーンズランド州)全 長:1.7-2.1m 最大2.5m

オーストラリアを代表するカーペットパイソンMorelia silotaの亜種の一つで、その鮮やかな黄色と黒のコントラストから、大変人気のあるパイソンです。ボアコン同様分布が広いため分類が混沌としていますが、一般的には以下のように6つの亜種に分けられています。

なかなか「ジャングルカーペット」の定義付けが難しく、単なる「黄色みが強い個体」とか、「熱帯雨林に生息しているタイプ」とかあるようですが、基本的にクイーンズランド州のケアンズ周辺とか、アサートンテーブルランドとかの熱帯雨林に生息しているタイプが該当するようです。

体色は黒褐色地にクリーム色から黄色の不規則な斑紋が入るのですが、個体によってレモンイエローともいえるような鮮やかな斑紋になる場合もあります。これは地域個体群による変異だとか、生息環境による差であるとか、いろいろと議論されていますが、よくわかっていません。これらの多くの斑紋とカラーバリエーションにより大変な人気があります。ただし、これらの斑紋の美しさは生後1年程度を経過しなければ表れませんので、幼蛇の頃から美しい個体を選ぶのは非常に困難です。体は細長いのですが、樹上性の割には太くなる傾向があります。また頭部はあまり細長くならず厚みもあります。

分布域では、さまざまな環境に生息しており、人家周辺や街中でも見かけるようなことも多いようです。基本的に樹上性ですが、餌を探して地面を移動するようなことも多いようです。また比較的気温が低い乾季には昼行性ですが、気温が高い雨季には夜行性が強くなります。鳥類や小動物、トカゲなどを餌にしています。

生後、2-3年で成熟し、春に12個程度の卵を産みます。ちなみに最高は47個の卵を産んだ記録があるようです。メスは産んだ卵をとぐろで巻いて保護し、体を痙攣させるように振動させ、その体温で卵を温める行動をすることが知られています。卵は約70日で孵化し30cm程度の幼蛇が生まれます。

非常に美しい個体が海外のサイトや書籍で紹介されていて、日本でも爆発的といっても良いほどのブームになりました。また大きさもパイソンとしては中型で、性格も扱いやすい個体が多く飼育もしやすく、さらにアメリカを中心に血統を維持しつつCB化されていますのでコンスタントな流通があって入手もしやすいと良いトコずくめです。これからもパイソンの主役として高い人気を保っていくでしょう。

ケアンズ周辺では比較的ポピュラーということで二度のオーストラリア旅行で出会うことを期待していたのですが、未だに出会うことができません。日本でいうところのアオダイショウみたいに探していないときに出会って、探すとなかなか見つからないヘビなのかもしれません。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種
 

ジャングルカーペットパイソンの飼育方法

飼育の基本情報
〈飼育容器〉    
サイズに合わせてプラケース・衣装ケース・爬虫類専用ケースなどを使う。高さはそれほど必要ないが運動量は大きいのでやや広めにとる。

〈温度〉    
昼はホットスポットを32℃くらいにし、その他の場所は最低26℃程度に。夜間は24~27℃程度に保温する。

〈照明〉    
ホットスポットのみ

〈床材〉    
幼蛇の頃はやや多湿を好むので水苔などを敷くと良いが、成長したら何でも良い。

〈容器内レイアウト〉    
安定した登り木と倒されない大きさの水容器を設置する。

〈餌〉    
大きさに合わせたマウス・ラット。冷凍を解凍したものでよい。

〈基本的な世話〉    
  • 幼体時はやや高温多湿にする
  • 水は毎日交換する
  • 大きすぎる餌による吐き戻しに注意する
など
※「飼育の基本情報」は海外サイトおよび「大蛇世界(マリン企画)」を参考にしました。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。