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アオアシマンテラ
学 名:Mantella expectata別 名:アオアシアデガエル、アオアシキンイロガエル英 名:Blue-legged Mantella, Canyon Mantella分 布:マダガスカル南西部の限られた地域全長:25-30mmマンテラの仲間はアデガエル、キンイロガエルとも呼ばれるマダガスカルに固有に進化したマダガスカルガエル科に属するMantella 属のカエルたちです。現在まで16種ほどが知られていますが、今後も調査が進めば新種が発見されることは間違いないグループです。どの種も小型で美しい種類が多く、皮膚からもアルカロイド系の有毒物質を分泌することができ、中南米に生息するヤドクガエルの仲間と非常によく似ていて、進化上の収斂現象(異なった系統のグループが似たような形質になる方向へ進化する現象)として知られています。
背中は前面が緑がかった鮮やかな黄色で体側は黒色です。名前の通り四肢、特に後肢は青みが強く、黄色や褐色の斑紋が現れることもあります。これらの特徴は別種キノボリマンテラM. laevigata とよく似ています。
生息環境は比較的小さな川の周辺で森林の近くの渓谷や池などにも生息しています。また小さな洞窟でも幼生と一緒に発見された例もあるようです。成体はサバンナの石の下などでも見つかることがあるようです。
主に日の出直後くらいの時間に活発に活動し小さな虫などを食べています。10-11月の雨期に1クラッチ当たり35個程度の卵を2-6クラッチ産卵することが知られています。
マンテラは、ヤドクガエルと並び非常に美しく欧米を中心に大変人気があるカエルです。しかしヤドクガエルほど飼育法が確立されてないようで、CB個体の流通がほとんどありません。一方で、生息地では乱獲されて個体数は減少しているようです。
ヤドクガエルと同様の飼育方法でいいのですが、より環境に対してシビアで特に高温に弱い特徴があるようです。
CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種
赤っ恥をかかない程度の知識- マダガスカルのカエル
- ヤドクガエルとの収斂進化
- ヤドクガエルよりは飼育が難しい
- キノボリマンテラに非常によく似ている
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飼育の基本情報 |
ガイド記事「ヤドクガエルの飼育」を参考にして下さい |
※生態等の基本情報は海外サイトを参考にしました。 |
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