コガタコケガエルの基本情報
写真提供:LIFE WITH FROGS
学 名:Theloderma bicolor別 名:ドワーフモッシーフロッグ英 名:Chapa Bug-eyed Frog分 布:ベトナム北西部、おそらく中国の雲南省にも分布していると思われる全長:40~50mm
文字通り小型のコケガエルです。もちろん別種です。
コケガエル同様、全身イボ状の突起に覆われ黒、緑、赤色の斑紋が不規則に入り樹皮や岩に生えているコケに非常に巧みに似せて保護色というか、擬態しています。コケガエルとは脇腹が黄色いことで区別できます。また小型で四肢もやや細い印象があります。
分布地はコケガエルよりもさらに標高が高く標高1200~1900mほどの山地渓流などの付近の森林でコケガエルに似た生活を送っているようです。
コケガエルよりも小型で、やや安価であるためこれから人気が出そうなカエルです。2006年のHBMでもそうですが、世界に先駆けて日本でCB化に成功したようです。すばらしー!
コガタコケガエルの飼育方法
飼育容器高さと通気を重視したケースを使う。
温度
昼間は26~30℃程度、夜間はやや低温に保つ。
照明
バスキングをさせた方が調子が良いようで、ビバリウム内の植物が育つ程度の光がいいようです。
床材
ヤシガラ土や腐葉土、水苔などを組み合わせて湿度をコントロールできる素材のものを厚めに敷く。
容器内レイアウト
観葉植物を鉢ごと入れ、木の枝を配する。タッパーなどの水容器を設置。
餌
昆虫食性
基本的な世話
樹上性カエルの飼育
- 毎日、夜間に霧吹きをする
- 常時湿らせすぎにならないようにする
- 水場の水は常にきれいにしておく
- ヤドクのように植物を配したビバリウムで飼育する方がよい
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