スベノドトゲオイグアナの基本情報
スベノドトゲオイグアナ
学 名:Ctenosaura quinquecarinata別 名:クラブテールトゲオイグアナ,スベノドスネトゲオイグアナ,エニュアリオザウルス英 名:Oaxacan Spinytail Iguana, Club Tail Iguana分 布:中米(メキシコ、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア)全長:全長35-40cm
中米の比較的狭い範囲に分布する、やや小型のトゲオイグアナの一種です。
メスの体色は基本的に地味な褐色ですが、オスは暗褐色地に黒、青、黄色の斑紋が入り美しくなります。また幼体時には褐色地に鮮やかな緑色の面積が多い体色です。
背中線のクレストと、尾に発達する多数の棘上突起が形態上の特徴と言えます。
昼行性で現地では日光浴をする姿がよく観察されていますが、非常に動きが素早いそうです。雑食性で昆虫などから各種の植物までを食べます。
トゲオイグアナの仲間は、恐竜を彷彿させる形態や体色で非常に魅力的で熱烈なファンも多いようなのですが、なぜかネット上では自然下での生態などに関する情報がほとんどありません。また分類が落ち着かず、これまたなぜか英名がものすごくたくさんあって困ってしまいました...
スベノドトゲオイグアナの飼育情報
飼育容器比較的小型なので最終的に90-120cm程度の水槽で飼育可能
温度
夜間は最低25℃、日中は最高35℃程度に保温。ホットスポットは40℃前後。
照明
紫外線灯とバスキングランプが必要
床材
保湿が可能なヤシガラ土など
容器内レイアウト
止まり木と水入れを設置する
餌
昆虫類やピンクマウスなど。成体になると植物食が強くなるため果実や野菜なども与える
基本的な世話
大型の個体には毎日霧吹きをして脱皮不全を起こさないようにする
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。
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