エアコン/エアコンの選び方

エアコン設置スペースの調べ方!室外機など購入前のチェックポイント

エアコンを買う前に、つい忘れがちだけど見逃してはならないポイントが設置スペース。室内機だけでなく、室外機を置く場所もしっかり把握してからエアコンを取り付けましょう。コンセントなどの位置も要チェックです。

執筆者:戸井田 園子

エアコン設置スペースの調べ方!室外機など購入前のチェックポイント

エアコン設置、室内のことばかり気にしていませんか?

実際にエアコンを買う前に必ずチェックしておくべきポイントは、商品の機能や特徴だけではありません。「エアコン選び=機種選び」ではないのです。施工がきちんとできるかを判断するために、必要となる情報を確認しておきましょう。

では、室内機・室外機それぞれの確認ポイントを整理しましょう。
   

エアコン室内機・設置スペースの寸法(幅*高さ)

窓と絡む位置に設置する場合が多々あります。設置可能な空き寸法をしっかり確認しましょう。またエアコンを付けた場合に、近くに吊戸棚などがあると、扉が開かなることも! 周囲の状況も含めてよく確認しましょう。

最近は、古いエアコンからの付け替えを想定して、幅・高さ寸法が小さい機種も多く発売されています。今まであきらめていた方も、もう一度探してみると、取り付け可能なモノがあるかもしれませんよ。

 

エアコン室内機・下地補強の有無

エアコン取り付け位置が想定されている場合、下地の準備がされていますが、特に想定されていない場合は、壁の下地が必要かどうかを調べておきましょう。

 

電源の有無とコンセントの形状

エアコン取り付け位置が想定されている場合、コンセントも設置されているはずです。しかし、コンセントといっても、差し込みの形はいろいろあるため、機種によっては、容量・コンセントタイプなど、変更工事が発生する場合もあります。ご自宅にコンセントがある場合は、コンセントの形・ボルト(V)・アンペア(A)などをメモしてから、店頭へ出向きましょう。

 

エアコン室外機・設置スペースの確保

意外と見落としがちなのが、室外機の置き場所。カタログには「配管の長さ」と「最大高低差」が記載されています。その範囲内で設置できる場所があるか、しっかり調べておきましょう。

また、最近は省エネ性能向上や多機能のため、室外機が大きい機種も増えています。「だいたい置けるだろう」ではなく、設置できる空き寸法もきちんと測ることをおすすめします。
 

効率のよいエアコン・室内機・室外機の設置場所

せっかく高性能の機種を選んでも、設置場所によっては、その性能が最大限、活かされなくなります。できるだけ冷暖房の効きが良いよう、室内機・室外機ともに、効率のよい場所を選びたいものです。

施工ができる、できないについて不安がある場合は、まず専門家(販売店・設備店など)に相談してみましょう。解決方法や適した機種を提案してくれるでしょう。見積もりにきてくれる業者もいますが、量販店などで相談するときは、状況を正確に伝えるために、簡単な間取り図やデジカメ・携帯電話で撮った写真を見せるのが有効です。

設置場所に問題がなければ、適した機種が選べるはずです。エアコンは施工が絡むので、失敗したからといって簡単に交換ができるものではありません。まずは、じっくりカタログを読み込み、間違いの無い機種をセレクトしてください。


以上が、エアコンを選ぶ際に確認するポイントです。各社のトレンドをメーカー別でまとめてみましたので、そちらも参考にしてください。

メーカー別エアコントレンド情報 >>



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