省エネ度の高いエアコンを選べば、電気代の節約にもなります

省エネ度の高いエアコンを選べば、電気代の節約にもなります

最近のエアコンは、ひと昔まえに比べると消費電力がかなり少なくなりました。しかし、その中でもやはり差はあるもの。どうせ買うなら省エネタイプにして電気代も節約しましょう。

また効率がよいということは、環境に対してもよいということ。エアコン選びに「省エネ度チェック」は必須です! 省エネ度は、カタログや店頭に表示されている以下の項目でチェックできます。


統一省エネラベルを確認する!

エアコンの選び方

統一省エネルギーラベル

エアコンは「統一省エネラベル」に指定されている品目です。

省エネラベリング制度で定められている「省エネ基準達成率・エネルギー消費効率」の他、「多段階評価」「年間電気料金」など、省エネ情報の表示が義務付けられています。まずは、それらの表示をしっかり確認しましょう。

 

■省エネ基準達成率
省エネ基準(目標値)をどれくらいクリアしているかを「%」で表しています。数値が大きいほど省エネの機種といえます。

しかし、エアコンの場合、冷房能力により【2.2kW・2.5kW・2.8kW・3.6kW・4.0kW・4.5kW・5.0kW・5.6kW・6.3kW・7.1kWh】と10段階に区分されています。

さらに、家庭用としてよく使われる【4.0kW】以下には、本体寸法により【寸法規定】と【寸法フリー】という区分もあり、それぞれに目標値が異なります。

※「寸法規定」は、横幅寸法800mm以下・高さ295mmのコンパクトなタイプ。それに対し、寸法に規制がないものが「寸法フリー」となります。

ちなみに、エアコンの本体がコンパクトな方が省エネ性能を上げるのが難しいため、「寸法規定」のものより「寸法フリー」の方が、高い目標値が設定されています。このように、あくまで同じ区分内での比較には有効ですが、区分をまたいで比較する場合は注意をしてください。

■多段階評価
店頭での表示が義務付けられている「統一ラベル」には、省エネ性能を★の数でで表示しています。エアコンの場合、省エネ基準達成率により★の数が以下のように決められています。

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★★★★★ 121%以上
★★★★  114%以上121%未満
★★★   107%以上114%未満
★★    100%以上107%未満
★     100%未満
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★の数が多いほど、省エネ性能が優れている機種と理解してよいでしょう。(2016年時点での目標年度は「2010年度」です)
 
■エネルギー消費効率(APF)
より正確に省エネ性能を知るには、「エネルギー消費効率」という数値を参考にしてください。エアコンの「エネルギー消費効率」を表す数値には、実使用の評価により近い数値【APF】が使われています。

APFの数値が大きいほど優秀な機種です。平たく言えば、1のエネルギーが何倍のパワーになるかを数値で表していると理解すれば、わかりやすいでしょう。従って、この数値が大きいほどエネルギー効率がよい省エネ型の機種ということになります。

実はこの数値、省エネ達成率より重要なのでよく確認しましょう! 例えば、次のスペックを比べてください。この2機種の数値を見ていくと……
エアコンの選び方

10畳と12畳の省エネ度比較(参考:日立)※クリックで拡大


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・10畳:2.8kWの場合 「達成率」127%「APF」7.4
・12畳:3.6kWの場合 「達成率」138%「APF」6.8
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達成率では、12畳・3.6kWの方が優秀に見えますが、「APF」では10畳・2.8kWの方が効率がよいということがわかります。このように、達成率はあくまで「目標値に対しての達成率」=相対評価ですので、必ず絶対評価である【APF】と合わせて確認するようにしましょう。

次はエアコンの機能について、ポイントを押さえましょう。エアコンは機能が満載。果たして自分にはどの機能が必要なのでしょうか。

エアコンの選び方のポイント:必要な機能を選ぶ~センサー・除湿・気流  >>



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