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イタリアファイアサラマンダー
撮影協力:WILD MONSTER(於:九州レプタイルフェスタ)

イタリアファイアサラマンダー

学 名Salamandra salamandra gigliolii別 名:マダラサラマンドラ英 名:Italian Fire Salamander分 布:イタリア中央部、西部全 長:160から200mm

ヨーロッパ各地に広く分布する美しい(見る人によっては毒々しい)有尾類「ファイアサラマンダーSalamandra salamandora」の一亜種です。

ファイアサラマンダーは非常に多くの亜種に分けられており、近年ではその中から別種として独立していった種もいます。だいたい現在では10から15亜種程度に分けられているようです。本亜種はそれらの亜種のうちイタリアに分布しているもので、一般的な傾向として他亜種よりも黄色い部分が多くより派手な感じの個体が多いようです。

基本的に陸生の種で、特別に水場に依存するようなことはなく森林から草原などで、倒木や岩の下、哺乳類が掘った穴などで生活をしています。夜行性ですが、雨の後などは昼間に活動することもあるようです。食性は動物食性で、比較的体も大きく頭部もがっしりしているのでさまざまな甲虫を含む昆虫類やミミズ、ナメクジなどを食います。

晩秋から翌春にかけて繁殖行動を行います。ファイアサラマンダーは胎生で卵ではなく幼生を出産しますが、本亜種は変態の終わった状態の幼生を出産することが知られています。

ファイアの名の説明からよく知られるように頭部の発達した耳腺や皮膚から毒液を射出することができますので、派手な体色は有毒であることの警戒色と考えられています。

こういう派手な生き物って好き嫌いがはっきりしています。有尾類って地味で陰性で...というイメージを変えてしまうような特に美しい種類と言えるでしょう。飼育も有尾類にしては手間がかからない種であると言えますが、本亜種は流通量も少なくWCが多いため皮膚病などに注意が必要です。

飼育の基本情報
飼育容器45から60cm程度のガラス水槽やプラケースに1ペアが基準、必ずしっかりとフタができるものを使う。幼体は小さい容器でよい
温度夏場は25℃を上回らないようにする。冷却の工夫ができるようにする。冬場は5℃を下回らないようにする。
照明特に必要なし
床材焼き赤玉土・水苔・ヤシガラ土など湿度を維持できる素材。湿度を維持できるのならば大磯砂も可。
容器内レイアウトシェルターを設置する。水容器は不要。繁殖を狙うならば陸地と水深25cm程度の広い水場を作る。
コオロギ・ミールワーム・ハニーワームなどの昆虫。配合飼料の餌付けばそれでも良い。ミミズも良いが釣り餌用は避けた方が良い。
基本的な世話いわゆる有尾類の飼育方法
  • 皮膚病に注意
  • 狭い容器での複数飼育は避ける
  • 床材は湿度は保ちつつビチャビチャにしない
  • など
※「飼育の基本情報」は以下のサイトや海外サイトを参考にしました。


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<参考サイト>
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びっきぃとやまどじょう

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。