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ズーノーシス(zoonosis-人畜共通伝染病)や動物由来感染症という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、どちらかというと、これを「動物から人間に感染するもの」ととらえられている方が多いのではないでしょうか? ウイルスは、手から体内に取り込まれることが多いので、頻繁な手荒い(流水+石けん)を一番に心がけましょう。 現在鳥インフルエンザウイルスが確認されている地域にお住まいの方で、もしネコを外出自由にさせているのでしたら、せめて、ウイルスが下火になるまで、お散歩を禁じてください。 今まで自由気ままに外に出ることができたネコを室内に閉じこめるのはかわいそうだと思われるかもしれませんが、あなたのネコを守るためです。 |
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ネコにしろ、飼い主さんにしろ、何らかの体調変化が見られた場合は、至急診察を受けてください。 もし、感染が疑われる鶏と接触した場合は、2週間は体調変化に気を付けましょう。 現在接種できるヒト用のインフルエンザワクチンは、鳥インフルエンザウイルスには効果がありませんが、先に書いたように新しい強力なウイルスの発現を抑えるためにも、もし感染が疑わしい鶏と接触する場合は事前に接種が進められます。 また、現在A型インフルエンザの治療に用いられる抗インフルエンザウイルス薬(リン酸オセルタミビル)は、鳥インフルエンザにも効果があるといわれています。(接触して48時間以内に投薬) |
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参考図書:石田卓夫著
「ネコのエイズ」集英社刊 |
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参考リンク: 鳥インフルエンザに関する情報 - 厚生労働省 高病原性鳥インフルエンザQ&A(東京都版) 鳥インフルエンザはどこが問題か Kyodo News02/14 高病原性インフルエンザ(動物衛生研究所) 動物のインフルエンザ ProMED情報(詳細)[1]WHO更新情報第28報:ネコ症例、疑い患者。 記事番号 20040221-0060 記事番号 20040222-0070 記事番号 20040225-0010 |
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