ひと昔前と比べたら大違い。
食事もなかなかの公共の宿
盛り付けも美しい品々。写真は夏の献立の一例から。『揚げ物 紅鱒のポテト揚げ 木の芽ソース』。 |
食事もひと昔前の公共の宿とは雲泥の差で、これがなかなか美味しいのです(もちろん“美味しい”のレベルはあくまで公共の宿基準ですけれど)。
レストランがガヤガヤ騒々しいのが玉に瑕ですが、きっと夕食を食べ終わる頃には「へぇ~。頑張ってるんだな、最近の公共の宿は」と誰もが思うことでしょう。
温泉は乳白色のにごり湯
標高1,126mからの眺望もすばらしい
同じく夏のメニューで『冷し鉢 枝豆冷やし茶碗蒸し アロエ じゅん菜』。このほか展望レストランでは日帰り利用もできて、一品メニュの注文も可。 |
源泉は県境をまたいだ岩手県側の須川高原温泉から引湯しているのですが(岩手県側といっても数百メートルしか離れていませんが)、これが乳白色に濁る泉質最高のお湯なのです。
しかも露天風呂からの眺望がこれまた素晴らしい。標高1,126m(いいふろメートル)、天気がよければ、遠く、鳥海山(ちょうかいさん)まで見渡すことができます。
宿泊料金は1泊2食13,800円から。「公共の宿にしてはちょっと高いな」と感じる人も多いでしょうが、泊まればきっと思うはずです。「これはかなりリーズナブルかも」と。
さて、それでは次のページで栗駒山荘の詳しいデータをご紹介します。ぜひ足を運んでみてくださいね!