東京から直行バスも走る伊香保温泉。紅葉を愛でるライトアップがはじまりました。女性好みの街並みや泉質が人気の伊香保。ぶらりと紅葉散策の温泉旅に出かけてみませんか。
 
 

紅葉と湯の香りを愉しむ伊香保温泉

伊香保の象徴・石段街。江戸時代の都市計画の一環としてつくられた。階段には伊香保を訪れた歌人らの歌や詩が刻まれている。

伊香保は宿や町が一体となって、温泉街の散策を楽しめるようにチカラを入れている町。老舗宿がカフェ・バーをオープンしたり、おいしいランチをやっていたり、どの宿でも気軽におトイレを貸してくれたり(泊まりたい宿の雰囲気をチェックするのにもいいですよ)と、散策するのにぴったりの温泉町。また、女性にうれしい(鉄分補給と美肌)2つの源泉を楽しめます。

東京からは車で約2時間半。新宿から直行バスも出ていますので、移動もラクラク。しかも往復4460円と格安!自然に包まれた山の湯で、身も心もリフレッシュできますよ。

 

伊香保の紅葉はここが見所!

 
伊香保といえば石段街が独自の風情を漂わす温泉の町。ここの紅葉は10月後半からが見頃。行くのなら11月15日頃までがホントに鮮やかな紅葉です。

オススメは伊香保の古くからの源泉地「黄金の湯」の湧く伊香保露天風呂あたり。深い山が赤、オレンジ、黄色に染まり、そのグラデーションがなんともいえません。

伊香保露天風呂は源泉地のすぐ脇につくられた掛け流しの露天風呂で、人気の公共の湯。ここからの湯が蕩々と流れる川にかかっているのが赤い河鹿橋。付近は次々ともみじが赤く染まってきています。

 
伊香保露天風呂。鉄分の影響で酸化した黄色に湯が特徴。湯船はぬるめ、熱めの2つある
川を流れる湯は鉄分が多いので黄色く濁ってるため、見上げれば真っ赤なもみじ、見下ろせば黄金色の川という、ちょっと他では見られない風景です。

伊香保には婦人病や鉄分補給にいいといわれる黄金の湯と、肌がしっとり系の白銀の湯の2つの源泉があるので、湯めぐりをしながら散策するのもオススメ。伊香保に宿泊した人は無料というのもうれしいんです。

 
源泉脇には飲泉所もあり。鉄分が多いのでかなり金気臭いが、カラダにはいい。湯を飲んだあとは隣の湧水をいただこう
車なら橋の脇に無料の駐車場があるのでここに止めて、紅葉と温泉を愉しむといいでしょう。徒歩なら石段街を登り切り、伊香保神社の脇道を散策しながら行くのがおすすめです。

伊香保神社からは、正面に赤城山、そして関東平野が一望できて、開放感抜群ですよ。
10月12日からこの橋を中心にライトアップも行なわれています。紅葉を眺めたら、石段街の夜の散策も楽しみましょう。気軽に入れる居酒屋も充実していますし、おすすめの隠れ家バーもあるんですよ。おすすめバー情報は次ページで!

■河鹿橋(かじかばし)ライトアップ
2019年10月22日(火)~11月17日(日)まで
点灯時間/午後4時30分から午後10時30分まで(予定)
参考:渋川市観光情報サイト
 

伊香保イチオシのランチ&カフェスポット

以前は団体客や熟年層向けだった伊香保温泉。でも今は違うんですよ。若い女性グループやカップルにも人気の温泉に変わりつつあります。首都圏から日帰りもOKだし、会社を終えてから出かけても夜7時には到着するアクセスの良さもありますが、温泉街自体が個人客向けに変わってきているのがポイントです。

【ぴのん】
まず最初のオススメはぴのん。老舗宿の若女将が英国留学の経験と知識をいかしてつくった洋風旅館。こぢんまりとしてかわいいお宿です。
アロマエステや料理の素材にこだわり、居心地のよさを追求した客室など、すべてが女性好み。旧来の温泉宿とはガラッと雰囲気がことなり、ちょっとヨーロッパのプチホテルにいるような感じさえします。

ここの夢味亭では、シェフが腕をふるうランチ(1050円~)やアフタヌーンティ(1575円)がいただけます。和洋折衷の創作料理は毎週メインが変わるのでリピーターも多く人気です。
 
宿の入口脇にできた「楽水楽山」。落ち着いたモダンな店内で散策の疲れを癒そう
【千明仁泉亭 楽水楽山】
伊香保一の老舗の宿といえばココ千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)。黄金の湯の小間口を持ち、石段街の中程にある歴史漂う風雅なお宿です。

この宿に昨年オープンしたのが、カフェバー楽水楽山。孔子の言葉から得た店名は、山と水を愉しみゆったりと長く生きようといった意味。伊香保は温泉だけでなく水もよいので、入れたてのコーヒーがとってもおいしいんです。窓からは山の眺めが一望。深まりゆく秋にひたれます。また、夜はバーとして深夜まで営業していますので、近くの宿に泊まって、ぶらりと飲みに行くなんていうのもいいところです。
 
伊香保露天風呂へ向かう途中の古い街並みにモダンな外観が突然現れる「風の谷」
【景風流の宿かのうや旅館 風の谷】
温泉街の喧噪を抜け、目に入るのは紅葉の山だけ、という伊香保の隠れ宿的な雰囲気を持つのが景風流の宿かのうや旅館。ここについ先頃完成したのが、カフェダイニング風の谷 。本当に出来たばかりなので現在は、土日の昼間のみの営業。メニューもこれから少しずつ増える予定ですが、伊香保神社から伊香保露天風呂に向かう道沿いにありますので、週末出かける方は要チェックです。

モダンなデザインの店内と窓から錦秋が一望。日頃の疲れがふぅっと抜けていくようなすばらしい景色を望めますよ。
※営業時間などの問い合わせはかのうや旅館へ。

 
ガイドの好きな水澤うどん「田丸屋」。胡麻だれとしょう油たれの2種類を選べる。
【関連リンク】
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伊香保ネット(伊香保町役場)イベント・季節情報はこちらが便利。
伊香保温泉観光協会アクセス情報はこちらが便利。
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