炭火で焼いて、アッツアツをほおばる!
名物、カキ小屋で味わう海の幸
ムツゴロウやウミタケなど、変わった生き物に出会える有明海。 |
バーベキュー台を木で囲んだだけの簡素な机、長イス、天上はトタン板……。
あちこちで「パチン!」「パン!」とカキ殻(から)が熱ではじける音が聞こえる。たまに殻の破片が顔を直撃するが、誰も気にしない。服を灰まみれにしながら、ビール片手にカキを食いまくる。
カキもいいけど、この時期のおすすめは
内子たっぷりの竹崎ガニ
簡素なテーブルだが、そんなことはお構いなし! 焼き上がった端からどんどんほおばっていく。 |
風よけビニールで覆われた店内に入ると、あちこちで大宴会。
「カニくれんねっ!」
「茹でガニ? それとも焼く?」
店内を見渡すと、カキだけでなく、カニをしゃぶる客も多い。もうひとつの名物、竹崎カニだ。
「要はワタリガニやけど、そこらへんのカニと一緒にせんで! 竹崎カニはミソの味が全然違うけん!」
ミソももちろんのこと、たっぷりと詰まった内子の味がこれまた格別で……。次のページでさらに詳しくご紹介します。