運気アップの東北旅行その２　瑞巌寺編(5ページ目)

パワーチャージ旅の
結果はいかに？

谷口先生の本によれば、東北方面への旅は、人生を一変させるようなパワーがあるそうです。具体的に言うと、「思いがけない出来事が起きる」、「ライフスタイルが変わる」、「悪い縁が断ち切れる」、「心境が変わる、心機一転」など。そのほか、不動産運や相続運もよくなるみたい。

M子ちゃんの
運気はどうなったのか？

願いをこめて鐘をつくM子ちゃん

風水では、吉方面に旅行をすれば、吉日を入れて４日後、７日後、１０日後、１３日後、４カ月後、７カ月後、１０カ月後、１３カ月後、４年後、７年後に、いいことが起こるとされているそうです。でも、先生は、「今回の旅は、すぐに効果が出るはずです」とおっしゃいます。それならば、吉日であった3月19日から数えて13日後までに、何かが起きるはず。しかし、M子ちゃんの生活には、3月31日までは目立った変化はありませんでした。

旅の達人、松尾芭蕉と語り合うM子ちゃん

が、その翌日の4月1日の朝、６時に目覚めたM子ちゃんは、春の気持ちのよい日差しを浴びて、何かが変わったように感じたのだそうです。会社に行ってみると、それまで滞っていた大きな仕事がはかどるようになりました。大きな変化ではないかも知れないけれど、兆しは確実にあったのです。

その後、谷口先生と話していて、M子ちゃんは、こう思ったのだそうです。
「先生は、チャージ旅行をした後は、特に、小さなことを幸せと感じるように心がけている。スーパーに行ったら野菜が安かったとか、今日はいい天気だ、とか、普通は見過ごしてしまうようなことを幸せの元と考えることが大切なんだなぁ」
それはわたしも、常々思っていることです。

寺や神社は、
行けば行くほどいいことがある

円通院で、願いごとを書いたこけしを奉納するM子ちゃん

もともとわたしは、美術としての仏像が好きで寺めぐりを始めたのですが、そのうちに、寺や神社は行けば行くほどご利益があるものだと気がつきました。速攻で大きな願いが叶うというわけではありませんが、長い目で見て、必ずや何かいいことが起きます。

以前のわたしは、人見知りする性格で、心を許せる友人はあまりいませんでしたが、今では、旅先で出会った人とすぐに親しくなれ、またいらっしゃいと言ってもらえるようになりました。人とのご縁こそが幸せの元、そしてそれを切り開いてくれたのが、長年の寺旅だったと思っています。

そもそも、このように元気でいて、旅ができるということだけでも幸せなのです。日々の小さな出来事も、すべてが、仏様か神様かわかりませんが、天のどこかにいてわたしを見守ってくれる何者かからの贈りもの。いつもそうだというわけではありませんが、時々はそのことを思い出して、天に向かって感謝の言葉を述べます。また、ついついグチを言ってしまったときは、「ごめんなさい。他にいいことをたくさんくださっているのに、小さなことに文句を言ってしまいました」と謝ります。
なかなかいいことがないときは、神様や仏様は、たくさんの人を見守っていてお忙しいから、今はまだわたしの番ではないのだなと考えて、未来を楽しみに待ちます。それが、お寺や神社にお参りする際の極意だと、わたしは思っています。

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もうひとりの旅の達人、西行法師も、晩年に松島までやってきた。「ねがわくは花の下にて春死なん…」　この心境もなんとなくわかるようになった近頃のわたし

●女三人の「東北、パワーチャージの旅」は、いかがでしたか？
前編では、谷口先生お勧めの宮城県の塩竃神社に行き、より運気をアップするためのお参りの方法を教えてもらいました。パワーチャージ旅にご興味のある方は、前編も読んでみてください。
●運気アップの東北旅行その１　塩竃神社編

●吉田は毎月のように、寺や神社旅をしています。旅は道連れ、幸せはご縁作りから。わたしのツアーメイトになってくださる方を募集しています。
5月、6月に、わたしが同行する寺旅ツアーがあります。ご興味のある方は、こちらをごらんください（※既に終了しています）。
韓国でお釈迦様の誕生日イベントに参加し、旧百済地区の名刹をめぐる旅
琵琶湖周辺の秘密の観音様をめぐるマニアックな仏像旅

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