グルメ・各国料理(海外)/アジア・アメリカ美食旅プラン

今、一番エネルギッシュで美味な香港へ(8ページ目)

気軽に行けるアジアのなかでも、いま最もアツイのが香港。グルメはもちろんショッピングも大充実のパラダイスです。絶対ハズせない定番から話題の店まで、その魅力をたっぷりお届けします。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド


今が行き時、話題のレストランCUCINA

CUCINAのランチビュッフェ
人気のランチバーにはエビやカキなど新鮮なシーフードもズラリと並ぶ。予算は、ランチ220香港ドル前後(約2,700円)、ディナー750~850香港ドル(約9,260~10,050円)前後

CUCINAの内装
漢字の書かれた仕切りなど中華のテイストも随所に織り込まれている店内
滞在していたマルコポーロ香港ホテルの6階に話題のレストランがあると聞いて訪れてみました。2007年12月にオープンしたばかりにもかかわらず、すでにミシュランでも好評価を受けたCUCINA(クッチーナ)です。デザインは、グランド・ハイアットやシャングリラも手がけた日本を代表するインテリア設計事務所、スーパーポテトによるもの。コンテポラリーチャイニーズをテーマにした内装はファッショナブルでどこかエキゾチック。オープンキッチンの臨場感とハーバービューの開放感を一度に楽しめます。

店内にはキッチンが2つあります。というのも実はここ、西洋料理とアジア料理のレストランだから。決して両者のフュージョンではないですよ。同じテーブルを囲みながら、メンバーそれぞれが好みの料理を食べることもできるユニークなスタイルなのです。

エグゼクティブシェフのグラム・リッチー(Graeme Ritchie)氏
エグゼクティブシェフのGraeme Ritchie(グラム・リッチー)さん
エグゼクティブシェフのグラム・リッチーさんは、店のこだわりとして食材の質や新鮮さを挙げました。イタリアンを中心とした西洋料理に使うパスタやトリュフはイタリアから取り寄せ、野菜やハーブはテラス横のプチガーデンで栽培したものを使っていると言います。また、香港のシーフードは新鮮さが命。店内の水槽はそれぞれの産地に合わせた水温に調節され、鮮度と品質が保たれていました。ちなみにアジア料理は広東料理をベースにシンガポールやタイのテイストも加味したもの。夜に点心が味わえる貴重な店でもあります。

タパス
こんなタパスを無料で提供!
18:00~20:30のカクテル・タイムには4種類のタパスを自由につまみながら、お酒も楽しめます。ちょうど20時からは光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」があるので、これからの季節ならテラス席に陣取るのもよさそう。ワインの品揃にも定評があり、世界各地のワインを100種類以上揃えています。ワインラバーが増えつつある香港でますます注目を集めそうです。
CUCINA

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